「青いパパイヤの香り」、アジア映画トップ100に選出

2015/10/09 14:17 JST配信

 韓国の釜山で開催されている第20回釜山国際映画祭で発表された「アジア映画トップ100」の中で、日本でも有名なフランス越僑のチャン・アイン・フン(日本での表記:トラン・アン・ユン)監督による映画「Mui du du xanh(「青いパパイヤの香り」、英題:The Scent of Green Papaya)」が66位にランクインした。

(C) dantri
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 また、「アジア監督トップ100」では、フン監督(40位)及びダン・ニャット・ミン監督(62位)の2人が、ベトナムを代表する監督として選出された。1位は日本の小津二郎監督。

 1993年6月(日本では1994年8月)に公開された「青いパパイヤの香り」は、フン監督のデビュー作。1951年代のサイゴン(現在のホーチミン市)を背景に、10歳の少女ムイが美しい女性に成長するまでの人生を繊細に描いた物語だ。1993年5月のカンヌ国際映画祭カメラ・ドール(新人監督賞)及びセザール賞新人監督賞を受賞したほか、アカデミー賞の外国語映画賞部門にもノミネートされた。

 大人になってからのムイを演じた女優チャン・ヌー・イエン・ケー(日本での表記:トラン・ヌー・イエン・ケー)はベトナム系フランス人で、同作品に出演後、フン監督と結婚。同監督の作品「Xich Lo(「シクロ」、英題:Cyclo)」(1993年)、「Mua he chieu thang dung(「夏至」、英題:The Vertical Ray of the Sun)」(2000年)、「I Come with the Rain(「アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン」)」(2008年)にも出演している。

 なお、「アジア映画トップ100」の1位は日本の小津二郎監督の「東京物語」(1953年)。続いて、◇2位:黒澤明監督「羅生門」(日本、1950年)、◇3位:ウォン・カーウァイ監督「花様年華(英題:In the Mood for Love)」(香港、2000年)などとなっている。100作品中、日本から最多26作品が選ばれた。また、宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」が18位にランクインし、アニメーション映画でトップとなった。

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