90年代の日本でバスケブームを巻き起こした大人気漫画「SLAM DUNK」の劇場版「THE FIRST SLAM DUNK(ベトナム題:Cu Up Ro Dau Tien)」が4月14日(金)からベトナムでの上映を開始する。
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今作では、原作者の井上雄彦が自ら監督と脚本を務めており、原作終了から26年以上の時を経ての新作劇場版公開となった。日本では、2022年12月3日に公開され、既に興行収入が119億円を突破。韓国でも大ヒットを飛ばしており、新海誠監督の「君の名は。」が持つ同国での日本映画興収記録を塗り替えて、歴代1位となった。
この他のアジア各国でも順次公開が続いていたが、ついにベトナムでの公開日が発表された。ベトナムでは、旧アニメ作品が放送されていたほか、大手出版社であるキムドン出版社がベトナム語版を出版している。
ベトナム国内のバスケ人気は、近年プロリーグの「VBA」が若者を中心に盛り上がりを見せており、チケットが高額にもかかわらず、スタジアムは満員となっている。ホーチミン市などの都心では、バスケットコートを併設するスポーツ施設も多く、バスケ人口も急激に増加。劇場版「THE FIRST SLAM DUNK」のベトナム公開決定は、旧作アニメのファンや若いバスケファンにとって嬉しいニュースとなった。