- 国葬など4種類の葬儀について規定
- 違反で解任された首脳陣は国葬の対象外
- 金銭や紙製冥器・冥銭のばら撒き禁止
政府はこのほど、公務員の葬儀に関する2012年の政令第105号/2012/ND-CPの一部条項を改正・補足する政令第237号/2025/ND-CPを公布した。
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在職中または退職後に公務員が亡くなった場合の葬儀について、◇国葬、◇国家葬儀、◇高官葬儀、◇幹部・公務員・職員の葬儀の4種類を規定している。
政令は、違反行為や過失により役職を解任された場合などについても、規定を補足している。違反や過失によって解任・休職・定年前の退職・定年退職となった共産党書記長・国家主席・首相・国会議長が死亡した場合は、高官葬儀を執り行う。
政治局員・中央執行委員会書記・国家副主席・副首相・国会副議長が在職中または退職後に亡くなった場合には、国家葬儀を行う。このほか、ベトナム祖国戦線中央委員長や最高人民裁判所長官、最高人民検察院検事総長、ベトナム人民軍の大将などの役職についても、どの場合にどの葬儀を行うかを規定している。
政令はまた、葬儀場または自宅から埋葬地までの葬列中に金銭や紙製の冥器や冥銭をばら撒くことや、埋葬地での冥器や冥銭の焼却行為などを禁じている。