電気料金、16日から+7.5%引き上げ

2015/03/09 07:19 JST配信

 グエン・タン・ズン首相は、16日から生活用電気料金を+7.5%引き上げる案を承認した。これにより、1kWh当たりの平均電気料金はこれまでの1508.85VND(約8.5円)から1622.05VND(約9.2円)となる。電気料金の引き上げは、2013年8月以来1年7か月ぶり。

(C) thanhnien
(C) thanhnien

 消費量1kWh当たりの新電気料金は下記の通り。

+0~50kWh:1492VND(約8.4円)
+51~100kWh:1541VND(約8.7円)
+101~200kWh:1784VND(約10.1円)
+201~300 kWh:2238VND(約12.6円)
+301~400 kWh:2498VND(約14.1円)
+401kWh以上:2579VND(約14.6円)

 今回の電気料金の引き上げについて商工省のドー・タン・ハイ次官は、「火力発電所への石炭販売価格が2014年7月から+22%引き上げられ、ガス販売価格もこの16か月で4度にわたって引き上げられていることを受け、生産コストが増加した。生産コストの増加分をユーザーに転化しなければ、ベトナム電力グループ(Vietnam Electricity=EVN)は2015年度に約12兆VND(約677億円)の損失を被ると試算されているため、今回の引き上げは必要な対応だ」と説明した。

[Thanh Nien等 04:00 (GMT+7) 06/03/2015, A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2024 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 世界のエネルギー価格を比較する「グローバル・ペトロール・プライス(Global Petrol Prices)」の2018年...
 商工省は、電気料金を+8.36%引き上げる案を首相が承認したことを受け、3月末から適用する新電気料金を...
 商工省は、生活用電気料金を+8.36%引き上げる案を首相が承認したことを受け、3月末から適用する新電気...
 グエン・スアン・フック首相は、12月1日から生活用電気料金を+6.1%引き上げる案を承認した。これによ...
 商工省は、16日から電気料金を7.5%引き上げる案を首相が承認したことを
 ハノイ市では、前月の2倍以上に急上昇した生活用電気料金をめぐって市民からの苦情が相次いでいる。 ...
 商工省はこのほど、生活用電気料金に関する新規定を発表した。それによると、1キロワット当たりの平均...
 商工省は31日、電気料金の調整に関する通達第19号/2013-BCTを発出し、8月1日より1キロワット当たりの平...

新着ニュース一覧

 カンボジア公式訪問を開始したチャン・タイン・マン国会議長は21日、カンボジアの首都プノンペンで、同...
 ベトナム共産党政治局・書記局は20日に開かれた会合で、政治局員・国会共産党連合会書記・国会議長在任...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ワインの輸入販売などを手掛けるエノテカ株式会社(東京都港区)は11月25日、ホーチミン市1区のホーチミ...
 午後3時、ハノイ市ハイバーチュン区ファムディンホー街区在住のグエン・ゴック・クアンさん(男性・61歳...
 住商アグロインターナショナル株式会社(住商アグロ、東京都千代田区)は、ベトナムの農業資材販売会社で...
 ベトナム最大の企業管理職向けソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を運営するアンファベ(Anph...
 南部メコンデルタ地方カマウ省人民委員会は19日、ダムゾイ郡でダムゾイ・カイヌオック・チャーラー(Dam...
 ホーチミン市人民委員会は21日、12月の商業運転開始を予定している都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~...
 21日から23日までの日程でマレーシアを公式訪問中のトー・ラム書記長は21日、最高儀礼に則り盛大に執り...
 ドミニカ共和国を公式訪問中のファム・ミン・チン首相は現地時間20日、ルイス・ロドルフォ・アビナデル...
 米不動産サービス大手クッシュマン&ウェイクフィールド(Cushman & Wakefield=C&W)がこのほど発表した...
 南中部高原地方総合病院は19日、自宅で調理したヒキガエルの肉と卵を食べた児童2人が中毒を起こしたと...
 ベトナム国家大学ホーチミン市校(ホーチミン市国家大学=VNU-HCM)傘下の政策開発研究所が先般発表した...
 医療機関向けパッケージソフトウェアの製造・販売を手掛ける株式会社エクセル・クリエイツ(大阪府大阪...
トップページに戻る