ハノイ:補助金付きバス全路線でキャッシュレス決済導入

2024/12/17 05:23 JST配信
  • 市内全路線のバスで非現金決済導入
  • 市のデジタル変革戦略に沿ったもの
  • 昨年11月末から一部路線で試験導入

 ハノイ市人民委員会は、市内を走る全ての補助金付き路線バス(128路線)の運賃支払いで非現金(キャッシュレス)決済を導入することを決定した。

(C)Tien Phong
(C)Tien Phong

 同市人民委員会は、マルチモーダルサービスによる電子チケットシステムの導入を承認。これにより乗客は今後、紙のチケット(定期券・1回乗車券)に代わる電子チップ内蔵ICカードの利用が可能になる。この他、スマホアプリ内のバーチャルカードによるキャッシュレス決済も可能。

 人民委は路線バスのキャッシュレス化について、市のデジタル変革(DX)戦略に沿ったものと説明し、スマートシティ化に向けた重要なソリューションの一部であり、公共交通機関の利用者に多くのメリットをもたらすとした。

 これに先立ち同市交通運輸局は、昨年11月末から25本の路線バスでマルチモーダルサービスによる電子チケットシステムの試験導入を実施。利用者からの好評を得たため、人民委が市内を走る全ての補助金付き路線バスでの導入を決めた。

[Tien Phong 12:35 15/12/2024 U ]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 ホーチミン市では2025年年初から、市内を走る全ての補助金付き路線バスの運賃支払いをキャッシュレス化...
 ハノイ市公共交通管理センター(HPTC)は20日から、市内を走る公共バスの全路線に電子チケットカードを導...
 ハノイ市公共交通管理センター(HPTC)は15日から、バスや都市鉄道(メトロ)などの公共交通機関で利用可能...

新着ニュース一覧

 再生可能エネルギー事業を手掛けるイーレックス株式会社(東京都中央区)は、同社が開発を進めている西北...
 一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)は15日、ベトナムの新たなドローン産業団体であるベトナム低...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 電子機器・電気機械器具の製造・販売を手掛けるコーセル株式会社(富山県富山市)は、海外子会社(非連結...
 ある日の午後、60代と思われる男性が、壊れたデュポン(Dupont)製のライターを手に、ホーチミン市チョロ...
 ベトナムで初となる軽量軌道交通(LRT)路線が19日、南部メコンデルタ地方アンザン省フーコック特区(島)...
 米国の調査機関World Population Review(WPR)が先般発表した
 ホーチミン市では現在、計1万8613台のタクシーが運行されており、このうち電気自動車(EV)が1万3124台で...
 レ・タイン・ロン副首相はこのほど、「2025~2035年の外国語教育強化計画および2045年までのビジョン」...
 ベトナム国家大学ホーチミン市校(ホーチミン市国家大学=VNU-HCM)の副学長を務めていたグエン・ティ・...
 ベトナム郵便通信グループ(VNPT)は18日、2026年計画実施会議の枠組みの中で、人工知能(AI)専門会社「VN...
 東南部地方ドンナイ省のロンタイン国際空港は19日、初の民間旅客便を受け入れた。同空港が受け入れた初...
 地場系コングロマリットのビングループ[VIC](Vingroup)は12月19日、ハノ
 南北高速道路は19日、北端のフウギ国境ゲート~チーラン間高速道路(約60km)および南端のカントー~カマ...
 株式会社ストライプホールディングス(岡山県岡山市)のグループ会社であるストライプベトナム(STRIPE VI...
トップページに戻る