太陽日酸(本社:東京都品川区)と巴商会(本社:東京都大田区)が50%ずつ出資する合弁会社ベトナムジャパンガス(VJG)は28日、ドンナイ省第2ビエンホア工業団地に建設していた2基目の空気分離プラントを完成した。投資額は800万米ドル。1日あたり75トンの工業用ガスの生産が可能で、生産量は第1プラントと合わせて、国内最大の日産105トンとなる。
VJGでは現在第3プラントの建設を南部バリア・ブンタウ省ミースアン工業団地に計画しており、来年着工の見込み。生産能力は毎時1,500立方米規模となる。VJGの昨年の総売上高は約450万米ドルで、来年にはこの数字を20−30%上回る売上が期待されている。