加藤産業、ベトナムの食品卸売会社を買収

2023/01/27 13:37 JST配信

 総合食品卸売業の加藤産業株式会社(兵庫県西宮市)は、ベトナムの食品卸売会社であるナムカイフー・サービス・トレーディング・プロダクション(Nam Khai Phu Service Trading Production=NKP)の株式を取得する。

(C) 加藤産業
(C) 加藤産業

 NKPは2013年11月の設立で、食品の加工・卸売業、輸入販売業を手掛けている。資本金は165億3300万VND(約9100万円)。

 加藤産業はNKP株16万5330株(議決権所有割合:100%)を取得する。株式取得の相手先と取得価格は非公表。2月に株式譲渡契約締結、4月に株式譲渡の予定となっている。

 加藤産業グループは、独立した存在感のある卸売業としての企業規模を確立するとともに、次代の成長を見据えて一層の機能強化を図るため、特に経済成長に伴い小売市場が拡大するアジア地域において食品流通事業の展開と構築を進めてきた。

 こうした中、ベトナムではソンマーリテール(Song Ma Retail、ホーチミン市)、トアンザー・ヒエップフオック・トレーディング(Toan Gia Hiep Phuoc Trading、ホーチミン市)および加藤産業ベトナム(Kato Sangyo Vietnam、ホーチミン市)で事業を展開している。

 流通チャネルの強化と取扱商材の拡大を目的として、新たにNKPの株式を取得することで、ベトナム市場で確固たる存在になることを目指す。

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[2023年1月23日 加藤産業株式会社ニュースリリース A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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