加藤産業、食品加工・卸売のベトナム連結子会社を増資

2024/11/11 02:08 JST配信
  • 自己資本の増強により経営基盤を強化
  • NKP、加藤産業の特定子会社に該当
  • 増資後の出資構成、加藤産業が68.09%に

 総合食品卸売業の加藤産業株式会社(兵庫県西宮市)は、連結子会社で食品の加工・卸売業、輸入販売業を手掛けるナムカイフー・サービス・トレーディング・プロダクション(Nam Khai Phu Service Trading Production=NKP、ホーチミン市)が実施する増資を引き受ける。

(C) 加藤産業
(C) 加藤産業

 これは、自己資本の増強により経営基盤の強化を図ることを目的としている。

 増資により、NKPの資本金が加藤産業の資本金の100分の10以上に相当し、NKPは加藤産業の特定子会社に該当することになる。

 NKPは2013年11月の設立で、資本金は965億VND(約5億8000万円)。出資比率は加藤産業が61.17%、加藤産業のベトナム連結子会社のトアンザー・ヒエップフオック・トレーディング(Toan Gia Hiep Phuoc Trading、ホーチミン市)が38.83%となっている。

 今回の増資金額は1700億VND(約10億3000万円)、増資後の資本金は2665億VND(約16億円)。増資引受人は加藤産業とトアンザー・ヒエップフオック・トレーディングで、払込日は2025年1月の予定。増資後の出資構成は加藤産業が68.09%、トアンザー・ヒエップフオック・トレーディングが31.91%となる。

[2024年11月8日 加藤産業株式会社ニュースリリース A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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