- ベトナム・カンボジア両党首が電話会談
- タイ国境問題に関する前向きな進展を歓迎
- フン・セン議長が建国80周年式典に出席へ
カンボジア側の要請により、ベトナム共産党のトー・ラム書記長が14日、カンボジア人民党(CPP)のフン・セン党首 兼 上院議長と電話会談を行った。
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両党首は電話会談で、両党と両国の情勢について報告し、これまでの協力の成果を確認して関係強化の方策を協議した。また、双方は今後の協力方針について合意したほか、地域および国際情勢についても話し合った。
さらに両党首は、今年2月の両党首会談およびベトナム・カンボジア・ラオス三国党首会談で得られた成果に喜びを示し、両党および国家間の関係強化、政治的信頼の深化、ハイレベルを含む各レベルの訪問・交流の促進、既存協力メカニズムの活用について一致した。国際・地域・両国間の問題については、情報共有と適時の協議を継続していくことで合意した。
ラム書記長はこのほか、カンボジアの経済・社会発展の成果に祝辞を述べるとともに、カンボジアとタイの国境問題に関する前向きな進展を歓迎し、紛争は国際法および国際慣行に沿った平和的手段で解決すべきと主張した。
フン・セン議長は、来る9月2日のベトナム建国記念日80周年式典への招待に謝辞を述べ、出席する意向を示した。