- ラム書記長がブルガリアを公式訪問
- 経済・投資協力を柱に両国間貿易を拡大
- 文化・観光で両国民の理解と交流を促進
ベトナム共産党のトー・ラム書記長は、ベトナム・ブルガリア国交樹立75周年(1950年~2025年)に当たり、22日から24日の日程でブルガリアを公式訪問した。23日には、ルメン・ラデフ大統領との首脳会談に臨み、双方はこの席で、両国関係を戦略的パートナーシップへ格上げする共同声明を採択した。
![]() (C)Dan Tri |
戦略的パートナーシップへの格上げは、両国が互いの強みを最大限に発揮し、両国間協力の迅速かつ持続可能な発展につながる基盤になるとみられている。両国は、政治的信頼を強化するため、政党・国家・国会や国民レベルの訪問・交流を継続・拡大する方針だ。
国防・安全保障については、戦略的パートナーシップの枠組みに基づいて強化し、国連平和維持活動、サイバーセキュリティ、軍事医療などの分野で協力する。
世界経済が多くの課題に直面する中で、経済・貿易・投資協力を戦略的パートナーシップの中心的な柱に据え、市場の開放を通じて両国間貿易を拡大させる。ブルガリアはベトナム製品の欧州連合(EU)市場への、ベトナムはブルガリア製品の東南アジア諸国連合(ASEAN)市場への、それぞれの玄関口となることを目指す。
また、科学技術協力を重要な柱と位置づけ、人材育成、デジタル変革、デジタル経済、電子政府、医薬・バイオ医学、人工知能(AI)、グリーンエネルギーなど、双方の強みとニーズがある分野で連携を拡大する。
双方は、教育訓練、文化、観光、医療、労働、農業など伝統的な協力分野にも大きな発展の余地があるとし、高品質な人材育成、文化、観光、展示、音楽活動などを通じて両国民の理解と交流を促進していく方針だ。
さらに双方は、地域および国際的な課題に対応するため、国際連合(UN)、アジア欧州会合(ASEM)、ASEAN-EUなどの多国間枠組みにおいて、互いに緊密に連携することで一致した。



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