幼児の腸から500グラムの回虫、摘出に成功

2011/10/06 08:05 JST配信

 10月1日、南中部クアンナム省総合病院に緊急搬送された幼児の腸から300匹もの回虫が摘出された。摘出された回虫の重さは500グラムにも上るという。4日付ベトナムネットが報じた。

 同省ヌイタイン郡在住のチャン・バン・ダット君(3歳)はこの日、お腹がパンパンに張っていたため、家族に連れられて、同病院で診察を受けた。所見では腹部の張りの原因が分からなかったため、内視鏡検査を行ったところ、腸に大量の回虫が寄生しているのが発見され、緊急手術により回虫の摘出に成功した。1人の患者の体内からこれほどの回虫が摘出されたのは、同省では初めてのことだという。

 なお、ダット君の術後の経過は良好で、数日後には退院できる見込み。

[ Vu Trung, Vietnamnet, 08:32 (GMT+7) 4/10/2011 U]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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