カントー:バスターミナルで爆発事件発生、3人が負傷

2013/03/05 07:06 JST配信

 メコンデルタ地方カントー市ニンキエウ区トイビン地区にあるフンブオンバスターミナル内のフオンチャン旅客バス待合室で28日、仕掛けられた爆弾が爆発する事件が発生した。1日付ペトロタイムズが報じた。

(C)petrotimes
(C)petrotimes

 この爆発により、椅子の一部が倒れ、待合室全体は白い埃で覆われて、周囲は大混乱となった。爆発時、フオンチャン旅客バス待合室内にはベトナム人3人と外国人2人がおり、うちベトナム人3人が負傷して病院へ救急搬送された。命に別状はなく、治療を受けて回復に向かっている。

 カントー省公安は事件発生時の状況を撮影した待合室の防犯カメラの映像を分析しているが、疑わしい2人の人物が手提げかばんを持って待合室に入った後、爆発が起こっているという。現場に残った残骸から、爆発したのは自作の爆弾と見られている。

 なお、数日前にも同待合室の入り口で爆発事件が発生しており、今回が2回目。幸いにも、1回目の爆発でドアが壊れていたことで内部が密閉状態にならず、今回の爆発の際待合室を取り囲むガラスが割れなかったため、待合室周辺にいた人への被害が食い止められたという。

[Thieu Tho, petrotimes, 06:50 (GMT+7) 01/03/2013 S]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 メコンデルタ地方カントー市のフェリー・ボート・バスターミナル株式会社は2日、同市カイラン区フンタ...
 メコンデルタ地方カントー市のフンブオンバスターミナル内にあるフオンチャン旅客バス待合室で28日、不...
 ホーチミン市3区第8地域ナムキーコイギア通り384番地の路地で24日午前0時30分ごろ、384/9番の住宅から...
 ハノイ市バーディン区ディエンビエン地区グエンタイホック通り124番地にある貴金属店で21日午前11時頃...
 紅河デルタ地方バクニン省公安は14 日、昨年12月1日に同省バクニン市でホンダ製の「スーパードリーム...

新着ニュース一覧

 イタリアのサンペレグリノ(Sanpellegrino)とアクアパンナ(Acqua Panna)が冠スポンサーを務める「アジア...
 日本の警察庁組織犯罪対策部はこのほど、令和6年(2024年)における組織犯罪の情勢(確定値版)を発表した...
 北中部地方クアンチ省チエウフォン郡チエウタイン村で4月28日、南部解放・南北統一50周年(1975年4月30...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 1975年4月30日、特殊部隊の兵士だったファム・ズイ・ドー上尉(男性・75歳)は、南ベトナム大統領官邸(現...
 ホーチミン市交通公共事業局傘下の公共交通管理センターは4月28日、ホーチミン市1区サイゴンバスターミ...
 格安航空会社(LCC)最大手ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)は、5月5日(
 4月は、ドナルド・トランプ米大統領が、世界各国からの輸入品に対し「相互関税」を課すと発表しました...
 VIETJOベトナムニュースが4月に配信した記事のアクセス数ランキングをご紹介します。 1位:200年の...
 今から50年前の1975年4月30日、サイゴンの南ベトナム大統領官邸(現在のホーチミン市の「統一会堂」)の...
 ハノイ市ナムトゥーリエム区にあるベトナム軍事歴史博物館は、4月30日(南部解放記念日)と5月1日(メーデ...
 世界銀行(WB)は先般発表した最新レポートの中で、ベトナムの2025年における国内総生産(GDP)成長率予想...
 石破茂内閣総理大臣は28日午後、ファム・ミン・チン首相とともに、日越企業が会するハイテク・グリーン...
 ベトナム共産党政治局は、国会民族評議会議長のイー・タイン・ハー・ニエ・クダム氏を、南中部高原地方...
 「第4回ベトナム書籍・読書文化の日」開幕に合わせて25日、ホーチミン市ビンタン区にブックストリート...
 ベトナムを訪問している石破茂内閣総理大臣とルオン・クオン国家主席は現地時間28日午前11時20分から約...
トップページに戻る