台湾、寮の犬を殺して食べたベトナム人労働者らに罰金72万円

2020/01/09 13:21 JST配信

 台湾司法当局はこのほど、犬を殺し、その肉を調理して食べたとしてベトナム人労働者2人に対し、20万台湾元(約72万円)の罰金処分を下した。

(C) tuoitre
(C) tuoitre

 それによると、台中市内の水処理施設で働くベトナム人労働者4人は昨年10月末に、従業員寮で飼育されていた犬一匹を殺害し、その肉を調理して他のベトナム人12人に振舞った。

 この事件の裁判で台湾当局は、動物保護法に違反したとして、ザップ・バン・フン被告(53歳)およびグエン・バン・ナン被告(37歳)に対し、罰金20万台湾元の処分と、それぞれ30日間と40日間の禁固刑を言い渡した。なお、残る二人の容疑者は現在も逃亡中だ。

 この他、犬肉を一緒に食べたベトナム人12人に対しては、それぞれ5万台湾元(約18万円)の罰金処分が下された。なお、被告らは、労働者派遣の仲介業者から台湾では犬を殺して食べることが禁止されていると聞かされていたと供述していた。

[Vnexpress 8/1/2020, 12:52 (GMT+7) U]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 ホーチミン市食品安全管理委員会は、健康上のリスクが大きいとして、犬肉を食べないよう市民に警告して...
 ハノイ市人民委員会はこのほど、市内の各区・郡・町の関連当局に対して市内における犬・ネコの肥育・解...
 アジア犬保護同盟(Asian Canine Protection Alliance=ACPA)はこのほど、ベトナムにおける食用としての...

新着ニュース一覧

 商工省によると、2025年におけるベトナムの輸出入総額は推定で約9200億USD(約144兆円)となり、過去最高...
 ベトナム建設省は19日、ラオカイ~ハノイ~ハイフォン間鉄道建設事業の第1サブプロジェクトの着工式を...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)を運行する同市メトロ1号線有限会社...
 ある日の午後、60代と思われる男性が、壊れたデュポン(Dupont)製のライターを手に、ホーチミン市チョロ...
 軍事ウェブサイトのグローバル・ファイアパワー(Global Firepower=GFP)が発表した2025年版の世界軍事...
 ファム・ミン・チン首相は20日、ペトロベトナムグループ(Petrovietnam=PVN)のレ・マイン・フン会長を...
 再生可能エネルギー事業を手掛けるイーレックス株式会社(東京都中央区)は、同社が開発を進めている西北...
 一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)は15日、ベトナムの新たなドローン産業団体であるベトナム低...
 電子機器・電気機械器具の製造・販売を手掛けるコーセル株式会社(富山県富山市)は、海外子会社(非連結...
 ベトナムで初となる軽量軌道交通(LRT)路線が19日、南部メコンデルタ地方アンザン省フーコック特区(島)...
 米国の調査機関World Population Review(WPR)が先般発表した
 ホーチミン市では現在、計1万8613台のタクシーが運行されており、このうち電気自動車(EV)が1万3124台で...
 レ・タイン・ロン副首相はこのほど、「2025~2035年の外国語教育強化計画および2045年までのビジョン」...
 ベトナム国家大学ホーチミン市校(ホーチミン市国家大学=VNU-HCM)の副学長を務めていたグエン・ティ・...
トップページに戻る