子供への体罰に怒った父兄が教師を暴行

2006/10/19 07:05 JST配信

 ホーチミン市12区にある小学校で5日朝、登校中の生徒たちの目の前で、父兄が女性教師に執拗に暴行を加え、けがをさせるという事件が起こった。この前日に同校のトゥ先生が宿題をして来なかった生徒Tを定規で叩いたことに対し、抗議のためこの生徒の両親や叔父らが学校を訪れていた時の出来事だった。

 校長が父兄に謝罪し、適切な処分と生徒のクラス変更を約束して問題は解決したかに思われた。しかしその後、ちょうどバイクで出勤してきたトゥ先生を発見した父兄は、校庭で先生に掴みかかり、登校して来た多くの生徒が見守る中で、数人がかりで先生に殴る蹴るの暴行を加えた。制止に入った教職員の助けで、先生はようやく校内の一室に逃げ込み、父兄らはそれを追いかけたが、中にいた職員が机やイスでバリケードを作り防御したため、それ以上入ることはできなかった。

 校長によると、この生徒の学業態度について話し合うため、これまで何度も父兄を呼び出したが、一度も応じたことがなかったという。校長は今回の暴行事件を市教育室と公安に報告、現在公安が関係者の事情聴取を行っている。なお学校側は体罰の事実を認め、トゥ先生を15日間の謹慎処分とした。生徒Tは、この事件後もいつも通り学校に通い、要望通りクラスも変更された。

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 罰として子供に膝をついた状態で長時間立たせたり、四つ這いで歩かせたり、まるで犯罪者のように罪名と...

新着ニュース一覧

 建設省は、外国の組織および個人の住宅所有権に関する規定の見直しを進めている。住宅法改正案で、外国...
 再生可能エネルギー事業を手掛けるイーレックス株式会社(東京都中央区)は、ベトナムの石炭火力発電所で...
 日本全国で「イオンシネマ」を運営するイオンエンターテイメント株式会社(東京都港区)などが出資するイ...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 南中部地方クアンガイ省には、かつてソビエト連邦(ソ連)から寄贈されたヤシ林がある。企業からヤシ林を...
 不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の
 韓国の教育企業であるハンエデュテック(Han Edutech)内のOK-TEST職業韓国語能力試験委員会はこのほど、...
 地場タクシー大手のビナサンタクシー[VNS](Vinasun)はこのほど、不動産開
 政府は9月3日付で、外資系投資家および外資系経済組織の物品売買・関連活動を規定する政令第342号/2026...
 地場のフィットネスチェーン大手であるシティジム(Citigym)は、全社的な事業再編に伴い、10月1日付けで...
 不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)系の電
 日本政府観光局(JNTO)が発表した統計(推計値)によると、2026年8月の訪日ベトナム人数は前年同月比▲7.5...
 ラオスの国営航空会社であるラオス航空(Lao Airlines)は、10月以降、ビエンチャンとホーチミン市を結ぶ...
 観光不動産開発を中核とする地場系コングロマリット(複合企業)サングループ(Sun Group)は、北中部地方...
 南部メコンデルタ地方ビンロン省チャビン街区(phường Trà Vinh)にある宝くじ代理店「...
 世界銀行(WB)は、ベトナムの貿易回廊強化と沿岸地域の生計向上を目的とした3つの新プロジェクトに対し...
トップページに戻る