ホーチミン市保健局査察部は12日、市内6区とタンフー区のタピオカパール(タピオカを球状に加工し乾燥させたもの)生産・販売施設の立ち入り検査を行った。その結果、タンフー区のロンフー・タピオカパール生産施設で、食品衛生安全の規則に反する不衛生な状態の中、原産地不明の化学物質(漂白剤)が使われているのを発見した。検査チームはこの漂白剤を押収するとともに、施設を一時営業停止処分にした。この施設では1日当たり1トンのタピオカパールを市内と近隣各省の市場に供給していた。タピオカパールをミルクティーに入れたタピオカティーは、ベトナムでも若者を中心に好まれている。