リビア派遣労働者、7日までに全員国外に脱出

2011/03/08 11:19 JST配信

 労働傷病兵社会省海外労働管理局によると、騒乱の続くリビアに派遣されていたベトナム人労働者6300人が5日までにベトナムに帰国した。来週末までには、リビアから第3国に脱出したベトナム人労働者のほとんどが帰国できる見込みだ。6日付トゥオイチェー紙電子版が報じた。

 リビア国内にまだ残っているのは175人で、このうち61人はエジプト国境に向け移動中。残る114人についても7日までにリビアから脱出できる見込みだ。トルコ、チュニジア、アルジェリアなどの第3国に設けられた難民キャンプには約2690人のベトナム人労働者が収容され帰国を待っている。

 海外労働管理局のダオ・コン・ハイ副局長は、リビアから帰国した労働者について、マレーシアでの建設労働に従事したいとの希望があれば同局が支援すると明らかにした。国内の建設会社ビナコネックスメックスの各子会社もリビアから帰国した労働者を受け入れる方針を示すなど、支援の動きが起きている。

[Tuoi tre online, 06/03/2011, 07:23 (GMT+7), O]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 リビアや日本に派遣されていたベトナム人労働者が契約期限前に帰国する中で、台湾への派遣が有望視され...
 反政府デモが続くリビアから帰国したベトナム人労働者の雇用・収入の問題が懸念されているなかで、メコ...
 騒乱が続くリビアに派遣されていたベトナム人労働者たちは、まだ全員が帰国した訳ではないが、無事リビ...
 1日付VNエクスプレスによると、28日夜時点でリビアから帰国したベトナム人労働者数は約1000人。まだ帰...
 カダフィ政権に対する反政府デモが続いているリビアには、多くのベトナム人労働者が派遣されている。25...

新着ニュース一覧

 ベトナム建設省は19日、ラオカイ~ハノイ~ハイフォン間鉄道建設事業の第1サブプロジェクトの着工式を...
 ホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)を運行する同市メトロ1号線有限会社...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 軍事ウェブサイトのグローバル・ファイアパワー(Global Firepower=GFP)が発表した2025年版の世界軍事...
 ある日の午後、60代と思われる男性が、壊れたデュポン(Dupont)製のライターを手に、ホーチミン市チョロ...
 ファム・ミン・チン首相は20日、ペトロベトナムグループ(Petrovietnam=PVN)のレ・マイン・フン会長を...
 再生可能エネルギー事業を手掛けるイーレックス株式会社(東京都中央区)は、同社が開発を進めている西北...
 一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)は15日、ベトナムの新たなドローン産業団体であるベトナム低...
 電子機器・電気機械器具の製造・販売を手掛けるコーセル株式会社(富山県富山市)は、海外子会社(非連結...
 ベトナムで初となる軽量軌道交通(LRT)路線が19日、南部メコンデルタ地方アンザン省フーコック特区(島)...
 米国の調査機関World Population Review(WPR)が先般発表した
 ホーチミン市では現在、計1万8613台のタクシーが運行されており、このうち電気自動車(EV)が1万3124台で...
 レ・タイン・ロン副首相はこのほど、「2025~2035年の外国語教育強化計画および2045年までのビジョン」...
 ベトナム国家大学ホーチミン市校(ホーチミン市国家大学=VNU-HCM)の副学長を務めていたグエン・ティ・...
 ベトナム郵便通信グループ(VNPT)は18日、2026年計画実施会議の枠組みの中で、人工知能(AI)専門会社「VN...
トップページに戻る