ベトナムが初めて国際労働機関の正式加盟国に

2011/06/08 19:15 JST配信

 第100回国際労働者機関(ILO)総会が6日、スイスのジュネーブで開催され、加盟国による投票の結果、ベトナムが初めて正式加盟国に選ばれた。7日付ダウトゥ紙が報じた。

 正式加盟国になったことにより、ベトナムは国際労働基準とILOの広範な政策を決定するILO総会への参加権が得られ、各ILO事務局や組織全体の動きをウォッチすることになる。さらに加盟各国が分担するILOの予算及び活動計画に対する承認投票権も得た。

 ILO総会は年1回、正式加盟国56か国により開催され、正式加盟国は政府、労働者、使用者の代表を出し、独立して発言や投票を行うことができる。また、次の総会が開催されるまでの間のILOの業務は、政府28名、労働者・使用者各14名で構成される理事会が指揮しており、ベトナムは2002年6月から準加盟国として、政府・労働者・使用者の代表を送ってきた。

[ L?? Thanh/Geneva (Vietnam+) 09:53:43 07/06/2011 U]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 労働傷病兵社会省と国際労働機関(ILO)ベトナム事務所は12日、共同記者会見を開き、ベトナムがILO第187...
 労働傷病兵社会省は、ベトナムは国際労働機関(ILO)に再加盟した1992年から現在までILO全188条約のう...
 国際労働機関(ILO)とべトナムの労働傷病兵社会省、各労働関連機関は2日、「ベトナム・ILO労使関係改...

新着ニュース一覧

 商工省によると、2025年におけるベトナムの輸出入総額は推定で約9200億USD(約144兆円)となり、過去最高...
 ベトナム建設省は19日、ラオカイ~ハノイ~ハイフォン間鉄道建設事業の第1サブプロジェクトの着工式を...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)を運行する同市メトロ1号線有限会社...
 ある日の午後、60代と思われる男性が、壊れたデュポン(Dupont)製のライターを手に、ホーチミン市チョロ...
 軍事ウェブサイトのグローバル・ファイアパワー(Global Firepower=GFP)が発表した2025年版の世界軍事...
 ファム・ミン・チン首相は20日、ペトロベトナムグループ(Petrovietnam=PVN)のレ・マイン・フン会長を...
 再生可能エネルギー事業を手掛けるイーレックス株式会社(東京都中央区)は、同社が開発を進めている西北...
 一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)は15日、ベトナムの新たなドローン産業団体であるベトナム低...
 電子機器・電気機械器具の製造・販売を手掛けるコーセル株式会社(富山県富山市)は、海外子会社(非連結...
 ベトナムで初となる軽量軌道交通(LRT)路線が19日、南部メコンデルタ地方アンザン省フーコック特区(島)...
 米国の調査機関World Population Review(WPR)が先般発表した
 ホーチミン市では現在、計1万8613台のタクシーが運行されており、このうち電気自動車(EV)が1万3124台で...
 レ・タイン・ロン副首相はこのほど、「2025~2035年の外国語教育強化計画および2045年までのビジョン」...
 ベトナム国家大学ホーチミン市校(ホーチミン市国家大学=VNU-HCM)の副学長を務めていたグエン・ティ・...
トップページに戻る