男女出生比、改善できなければ花嫁輸入する事態に

2011/10/15 08:19 JST配信

 人口・家族計画化総局のグエン・バン・タン副局長は、新生児出生時の男女バランスが崩れた現状を改善できなければ、男性の数が大幅に余り花嫁を輸入する事態になりかねないと明らかにした。10日付ベトナムプラスが報じた。

 同局の統計によると、ベトナムの新生児男女出生比は女児100人に対して男児111人と、標準(女児100人に対し男児104~106人)を超えて男児が多く、中には男児が130人という地方さえある。

 タン副局長は「現在でも結婚適齢期の女性が13万9000人不足している。すぐに何らかの対策を講じれば、2025~2030年に男女出生比が正常化するだろう。その時の余剰男性数は約100万人。一方何も手を打たなければ、今世紀半ばまで男児出生数が増加し続け、200万~300万人の男性が余る事になるだろう」と述べた。

[Vietnam plus, 10/10/2011 | 15:22:00, O]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 社会発展研究所(The Institute for Social Development Studies=ISDS)がこのほど発表したデータによる...
 ハノイ市人口・家族計画化支局の統計によると、郊外のいくつかの郡や町における上半期の男女出生比率が...
 保健省の人口・家族計画化総局は25日、新生児の男女比率が男児に偏りすぎていることを解消するため、女...
 ベトナムでは男女出生比率が正常レベルを超えて男児の多い状態が続いており、当局は対策に頭を悩ませて...
 子供の大成を願うため辰年に出産を望む親は多い。特に辰年生まれの男児は良しとされている。保健省の速...
 人口・家族計画化総局は11日、全国63の省と都市で調査した2011年上半期における新生児出生に関するデー...
 人口・家族計画化総局は、「2011年~2020年の人口・家族計画」の中で2015年時点の新生児男女比率が女児...
 人口・家族計画化総局は関連当局と協力し、男女の産み分け方法を紹介・推奨しているウェブサイトの運営...

新着ニュース一覧

 商工省によると、2025年におけるベトナムの輸出入総額は推定で約9200億USD(約144兆円)となり、過去最高...
 ベトナム建設省は19日、ラオカイ~ハノイ~ハイフォン間鉄道建設事業の第1サブプロジェクトの着工式を...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)を運行する同市メトロ1号線有限会社...
 ある日の午後、60代と思われる男性が、壊れたデュポン(Dupont)製のライターを手に、ホーチミン市チョロ...
 軍事ウェブサイトのグローバル・ファイアパワー(Global Firepower=GFP)が発表した2025年版の世界軍事...
 ファム・ミン・チン首相は20日、ペトロベトナムグループ(Petrovietnam=PVN)のレ・マイン・フン会長を...
 再生可能エネルギー事業を手掛けるイーレックス株式会社(東京都中央区)は、同社が開発を進めている西北...
 一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)は15日、ベトナムの新たなドローン産業団体であるベトナム低...
 電子機器・電気機械器具の製造・販売を手掛けるコーセル株式会社(富山県富山市)は、海外子会社(非連結...
 ベトナムで初となる軽量軌道交通(LRT)路線が19日、南部メコンデルタ地方アンザン省フーコック特区(島)...
 米国の調査機関World Population Review(WPR)が先般発表した
 ホーチミン市では現在、計1万8613台のタクシーが運行されており、このうち電気自動車(EV)が1万3124台で...
 レ・タイン・ロン副首相はこのほど、「2025~2035年の外国語教育強化計画および2045年までのビジョン」...
 ベトナム国家大学ホーチミン市校(ホーチミン市国家大学=VNU-HCM)の副学長を務めていたグエン・ティ・...
トップページに戻る