ハノイ:通勤・通学時間調整で、新たな場所で渋滞発生も

2012/02/11 08:24 JST配信

 ハノイ市の10の区と2つの郡で渋滞緩和を目的とした通勤・通学時間調整制度が導入されてから5日が経過したが、市内の各所で新たな渋滞が発生しているという。7日付トゥオイチェー紙(電子版)が報じた。

(C)Tuoi tre,Nguyen Khanh
(C)Tuoi tre,Nguyen Khanh

 6日に開かれた同制度導入状況の評価会議で、ハノイ市警察交通警察課のフイン・タン・ナム氏は、朝から正午にかけての渋滞はほぼ解消したが、夕方には依然として渋滞が起きているとし、これまで渋滞の起きなかったトゥイクエ通り、グエンチュオント通り、フオンマイ通り、リータイトー通り、ファンディンフン通りなどで新たに渋滞が発生していると明らかにした。ナム氏は、各小中学校の終業時間が接近していて、子供を迎えに来る父兄が集中するためと指摘した。

 旧正月(テト)が明けてまだ日が浅く、故郷に帰省した学生や労働者らが十分に戻っていないため、時間調整の効果を評価するのは時期尚早だとする声もある。バーディン区人民委員会の代表は、この数日間交通量が以前より減っているが、時間調整だけではなく、路上駐車禁止の徹底、トラックやタクシーの通行規制などの効果によるものとの考えを示した。

[Tuoi tre online, 07/02/2012, 11:48 (GMT+7), O ]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 ハノイ市警察と関連部局が23日に開いた同市の年初8か月の交通安全状況を評価する会議で、渋滞緩和を目...
 ハノイ市人民評議会第5回会議が10日、開会した。今会議の重要な議題の一つは、同市人民委員会が提出し...
 ハノイ市の10の区と2つの郡で渋滞緩和を目的とした通勤・通学時間調整制度が導入されてから1か月余り。...
 ハノイ市の10の区と2つの郡で1日から、渋滞緩和を目的とした通勤・通学時間調整制度が導入された。仕事...
 ハノイ市の幹線道路5路線で、自動車と二輪車の車線区分が実施されてから約2か月が経過した。初めのうち...
 ハノイ市共産党委員会は1日、同市の渋滞緩和を目的とした通勤・通学時間調整に伴う、勤務・授業時間の...

新着ニュース一覧

 ベトナム国家民間防衛指導委員会は7日朝、6日夜に南中部に上陸した台風13号(アジア名:カルマエギ、日...
 ホーチミン市建設局傘下の11区建設投資プロジェクト管理委員会は4日、同市フート街区(旧11区)のフート...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 韓国の食品製造会社であるサムファF&C(Samhwa F&C)はこのほど、自社で展開するフローズンヨーグルトの...
 混み合う大学の中庭で、身長110cmのグエン・ティ・フオンさん(女性・23歳)は、まるで小学生が足早に歩...
 ベトナムIT最大手のFPT情報通信[FPT](FPT Corporation)は、ドイツのフラ
 ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)は6日、独自ブランドの香り「ニャー
 計画投資省海外投資局(FIA)が発表した海外直接投資(FDI)に関するデータによると、2025年1~10月期のFDI...
 ハノイ市人民委員会主席のチャン・シー・タイン氏が5日、党中央執行委員会によって中央監査委員長に選...
 ハノイ市の国家展示センター(VEC)で開催された「秋季フェア」で、トゥアンギア製造組立(Tuan Nghia)が...
 ホーチミン市建設局によると、同市コンダオ特区(コンダオ諸島)で初の電気バス路線が12月初旬に運行を開...
 格安航空会社(LCC)最大手ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)は、11月11
 自然エネルギー発電所の発電事業(IPP)などを手掛ける自然電力株式会社(福岡県福岡市)がグループ会社を...
 財政省傘下統計局(NSO)が発表した統計データによると、2025年10月の輸出額(推定値)は前年同月比+17.5%...
 財政省傘下統計局(NSO)の発表によると、2025年10月の全国消費者物価指数(CPI)は前月比+0.20%上昇、前...
トップページに戻る