辰年ベビーブーム、出産ラッシュを迎える

2012/10/04 14:33 JST配信

 ベトナムでは辰年生まれの子供(特に男児)は大成するとされており、辰年になる度にちょっとしたベビーブームが訪れる。今年も年初から現在までに全国で誕生した新生児の数は増加傾向にある。ベトナムネットが報じた。

(C) Vietnamnet
(C) Vietnamnet
(C) Vietnamnet
(C) Vietnamnet
(C) Vietnamnet
(C) Vietnamnet

 辰年ベビーを狙って年末年始に妊娠した女性が多く、今がまさに出産ラッシュだ。全国から妊婦が集まってくる2大都市(ハノイ市ホーチミン市)の産婦人科病院は深刻な病床不足に陥っており、さながら野戦病棟の様相を呈している。

 ハノイ市産婦人科病院には300床のベッドがあるが、周辺各省から妊婦と付き添いの家族が殺到し、対応に追われている。緊急措置として、病室や廊下などの空いたスペースに300床のベッドを増設したが、入院している妊婦の数は1000人を越えているため、一つのベッドを2人で使用している状況だ。さらに、廊下も付き添いの家族でごった返している。

 同病院の医師によると、年初8か月に受け入れた妊婦の数は前年比3331人増の2万7440人。このうち半数が帝王切開による出産だったという。

[Vietnamnet , 06:20 (GMT+7) 28/09/2012U]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 ベトナムでは辰年生まれの子供、特に男児は大成するとされているため、辰年に当たる2024年はベビーブー...
 ベトナムではテト(旧正月)が近付くと、出産時期をテトの前または後にずらして欲しいと医師に頼み込む妊...
 子供の大成を願うため辰年に出産を望む親は多い。特に辰年生まれの男児は良しとされている。保健省の速...
 人口・家族計画化総局は11日、全国63の省と都市で調査した2011年上半期における新生児出生に関するデー...
 今年の干支(えと)は60年に一度の丁亥(ひのとい)で、「黄金の豚(ぶた)年」ともいわれていることか...

新着ニュース一覧

 2025年におけるホーチミン市の域内総生産(GRDP)成長率は+8.3%と推定され、ベトナム経済の牽引役として...
 ファム・ミン・チン首相は21日、国際金融センター(IFC)の設立を発表した。この設立は、世界の資本や技...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 地場ドジ・ジュエリー(DOJI Group)は19日、北部紅河デルタ地方ハイフォン市で複合区「ドラゴン75コンプ...
 ある日の午後、60代と思われる男性が、壊れたデュポン(Dupont)製のライターを手に、ホーチミン市チョロ...
 ホーチミン市内のガソリンスタンドでは、QRコードを使った振込決済が拡大しており、給油時の利便性向上...
 海外市場調査や海外事業伴走支援などを手掛けるシンガポールのグローバルアングル(GLOBAL ANGLE)は、ハ...
 商工省によると、2025年におけるベトナムの輸出入総額は推定で約9200億USD(約144兆円)となり、過去最高...
 ベトナム建設省は19日、ラオカイ~ハノイ~ハイフォン間鉄道建設事業の第1サブプロジェクトの着工式を...
 ホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)を運行する同市メトロ1号線有限会社...
 軍事ウェブサイトのグローバル・ファイアパワー(Global Firepower=GFP)が発表した2025年版の世界軍事...
 ファム・ミン・チン首相は20日、ペトロベトナムグループ(Petrovietnam=PVN)のレ・マイン・フン会長を...
 再生可能エネルギー事業を手掛けるイーレックス株式会社(東京都中央区)は、同社が開発を進めている西北...
 一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)は15日、ベトナムの新たなドローン産業団体であるベトナム低...
 電子機器・電気機械器具の製造・販売を手掛けるコーセル株式会社(富山県富山市)は、海外子会社(非連結...
トップページに戻る