ホーチミン:売春行為への処罰緩和で売春婦が増加中

2012/10/11 13:39 ICT配信

 売春行為に対する規制が緩くなっている。今年7月に行政違反処分法が施行され、これまで義務付けられていた売春婦の更生施設への入所に関する規定が撤廃された。これにより、ホーチミン市では売春婦の数が増加傾向にあるという。9日付ティエンフォン紙(電子版)が報じた。

 同法案では、売春行為に対する行政処分として、初犯で罰金30万ドン(約1130円)、それ以降の摘発では、500万ドン(約1万8870円)の罰金処分を科すとしている。この程度の罰金では、売買春行為の増加を抑制することは不可能というのが大方の意見だ。同市労働傷病兵社会局は7月以降の売春婦増加を受けて、更生施設への入所を再び義務化すべきと警鐘を鳴らしている。

 同局によると、同市の更生施設には現在79人の元売春婦が入所しており、社会復帰を目指して職業訓練などに励んでいる。しかし、新規定に従うと現在入所している元売春婦に対する拘束力も失われるため、このままでは彼女らを中途半端な状態のまま社会に放り出すことになってしまう。そして、解放される売春婦のうち8%はHIV/エイズ感染者だ。

 同局は政府に対して、行政処罰に対する処分厳格化を再度提案すると共に、公務員などの買春客への厳罰処分を徹底していくよう求めた。

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 ベトナム・エイズ予防委員会の元副委員長チュン・アー博士は25日、麻薬・売春・HIV/エイズ対策国家委員...
 政府がこのほど公布した治安、社会悪、家庭内暴力などの行政処罰に関する政令第167号/2013/ND-CPによ...
 ホーチミン市文化社会関連調査団と同市社会秩序犯罪捜査局(PC45)は19日、市内各区のホテルで売春行為に...
 労働傷病兵社会省社会悪防止局は2日、売春防止策に関する座談会を開催し、取り締まりで検挙された売春...
 ホーチミン市社会犯罪防止局のグエン・ティ・ホン・フオン副局長によると、同市警察と労働傷病兵社会局...
 グエン・タン・ズン首相はこのほど、「2012年~2015年のHIV/エイズ予防国家プログラム」を承認した。総...
 ベトナムに入国した一部の外国人は、ホーチミン市や東南部のビンズオン省、ドンナイ省にある輸出加工区...
 女優やモデルなど芸能界に身を置く女性達の売春ルートが相次いで摘発されている中、ベトナムの性産業に...
 芸能界で活躍する女性の売春ルートが連続して摘発されている。ホーチミン市公安は3日、ミスコン優勝者...

新着ニュース一覧

 財政省傘下統計局(NSO)が発表した統計データによると、2026年1~10月期の輸出入総額(推定値)は前年同期...
 財政省傘下統計局(NSO)の発表によると、2026年10月の訪越外国人客数は前年同月比+7.0%増の185万4682人...
 財政省傘下統計局(NSO)の発表によると、2026年1~10月期の鉱工業生産指数(IIP)推定値は前年同期比+12.4...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ハノイ市ゴックハー街区(phường Ngọc Hà、旧バーディン区)に暮らすゴックさん(...
 財政省傘下統計局(NSO)の発表によると、2026年10月の全国消費者物価指数(CPI)は前月比+0.20%、前年同...
 米経済誌フォーチュン(Fortune)と「働きがいのある会社」に関する調査・分析・支援を行うGreat Place T...
 国防省傘下の政府暗号委員会と同省傘下の携帯通信大手ベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel...
 政府は、一般労働者向けの地域別最低賃金を規定する政令第399号/2026/NĐ-CPを公布した。同政令は...
 財政省傘下統計局(NSO)が発表したデータによると、2026年10月に全国で新規設立された企業数は前月比+8....
 鉄鋼大手で多角化路線を歩むホアファットグループ[HPG](Hoa Phat Group)
 国内最大手の格安航空会社(LCC)ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)の202
 財政省傘下統計局(NSO)によると、2026年1~10月期の小売売上高(推定値)は前年同期比...
 デンマークの靴製造大手エコー(ECCO)のベトナム現地法人、エコーベトナム(ECCO Vietnam)が会社解散を決...
 地場のクルーズ船運航会社アテナグループ(Athena Group)は10月31日と11月1日の両日、東北部地方クアン...
 財政省傘下統計局(NSO)が発表したデータによると、2026年1~10月期の海外直接投資(FDI)認可額は、前年...
トップページに戻る