ホーチミン:米国人男性が慈善食堂でボランティア

2013/06/10 10:22 JST配信

 ホーチミン市3区ホースアンフオン通り6番地にある貧困層向け慈善食堂「ヌクオイ」(スマイルの意)で、ボランティアとして働くアメリカ人男性がいる。5日付タインニエン紙(電子版)が報じた。

(C)Thanh Nien, ジョン・ウイリアム・ケリーさん(写真中央)
(C)Thanh Nien, ジョン・ウイリアム・ケリーさん(写真中央)

 ここで働くジョン・ウイリアム・ケリーさん(61歳)は、米軍の技術部門で勤めた経験があるが、ベトナム戦争に従軍したことはない。しかし、2004年にベトナムを訪問した際、ホーチミン市の戦争証跡博物館を見学したケリーさんは戦争の悲惨さを痛感し、ベトナム人に何か償いをしたいと思うようになったという。

 2011年の定年退職を機に、ケリーさんはベトナムへの移住を決意。ベトナム人の友達が紹介してくれた慈善食堂「ヌクオイ」でボランティアとして働くようになった。今では、厨房の手伝いからウェイターまでこなしている。

 外国人であるケリーさんが、どうやって客とコミュニケーションをとるのかという質問に対し、ケリーさんは「ホテルの人に書いてもらったベトナム語のメモがあるから、コミュニケーションには全く支障が無いんだ」と語った。

 なお、同食堂は貧困層向けの慈善食堂ではあるが、無料で施しを受けたくはないという人が多いため、訪れる客から必ず1食2000ドン(約10円)の対価を受け取ることにしているという。

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 ハノイ市カウザイ区ズイタン通り76番地の路地にある精進料理食堂「フオックハウ」は、「おかずは自分で...
 多くの人が行き交うホーチミン市の街角では、時に簡素な中にも温かい人情が感じられる看板を見つけるこ...
 サイゴンには、年中空き瓶拾いやくず鉄拾いをしながら生計を立てている老人が大勢いる。真っ黒に日焼け...
 ホーチミン市3区ホースアンフオン通り6番地で最近、低所得者向けの社会食堂「ヌクオイ(スマイルの意)」...
 毎週日曜日の朝、ハノイ市中心部にあるホアンキエム湖のディンティエンホアン通り沿いの歩道で、ごみ拾...

新着ニュース一覧

 政府は、付加価値税(VAT)法の施行をガイダンスする政令第181号/2025/ND-CPの一部を改正・補足する政令...
 米国通商代表部(USTR)はこのほど、貿易相手国の知的財産権の保護と執行に関する「2026年版スペシャル30...
 インド海軍の艦艇「INSサガルドワニ(INS Sagardhwani)」が5日~8日の日程で、南中部地方カインホア省の...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ホーチミン市の中心部には、築140年以上の給水塔が今も存在している。この建築物は、19世紀末にフラン...
 ホーチミン市人民裁判所は7日、麻薬の違法売買や所持の罪に問われていた麻薬ルート元締めのグエン・テ...
 「豚骨麺屋一番軒」や「肉汁餃子のダンダダン」などの飲食店運営や食品販売などを手掛ける株式会社ベス...
 企業のサステナビリティ経営を支援する株式会社ゼロボード(東京都港区)は、グリーン成長や持続可能な開...
 7日のベトナム株式市場は、ホーチミン証券取引所(HSX)のVNインデックスが大型株の牽引により上昇し、史...
 トー・ラム書記長 兼 国家主席は5日から7日にかけてインドを国賓訪問し、ナレンドラ・モディ首相および...
 配車アプリを展開する地場Beグループ(Be Group)は、5月8日より各種サービスの料金を+2~11%引き上げる...
 インドネシアのフィンテック企業クレディボ(Kredivo)は6日、ベトナムのデジタル銀行ティモ(Timo)の買収...
 ベトナム国家銀行(中央銀行)によると、2025年末時点で15歳以上の国民の銀行口座保有率が約89%に達した...
 レ・ミン・フン首相はこのほど、戦略的技術および戦略的技術製品のリストを定めた決定第21号/2026/QD-T...
 インドにおける2026年1~3月期の電気自動車(EV)販売台数ランキングで、ベトナムのEVブランドがトップ4...
 国内最大手の格安航空会社(LCC)ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)の子
トップページに戻る