パリで19日に開催された「第19回世界遺産条約締約国会議」で、ベトナムが国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会の委員国に選出された。任期は2013年~2017年。20日付ベトナムプラスが報じた。
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ベトナムが世界遺産条約の締約国となったのが1987年。締約から26年目にして初めて委員国に選ばれた。なお、今回新たに委員国になった国にはベトナムのほか、フィリピン、トルコ、ポーランド、ペルーなど12か国がある。
世界遺産委員会は、世界遺産条約締約国190か国のうち21か国で構成され、年1回会合を持ち、◇世界遺産の登録申請物件の審議、◇危機遺産リスト登録物件の加除、◇世界遺産基金の運用、◇その他、世界遺産条約履行に関する諸事項などについて話し合う。