台湾系企業をソフトウェア著作権侵害で提訴、外資系で初

2013/12/20 08:54 JST配信

 米国の非営利団体ビジネスソフトウェアアライアンス(BSA)はホーチミン市で18日、台湾系企業「ゴールドロングジョン・ドンナイ」がコンピューターソフトウェア著作権を侵害しているとして提訴すると発表した。ベトナムで外資系企業が著作権違反で訴えられるのは初めて。

 ゴールドロングジョンは、東南部ドンナイ省の第2ニョンチャック工業団地に拠点を起いて、シューズ用の生地を製造している。文化スポーツ観光省査察部が公安省と合同で今年6月に立ち入り調査した際、ラックベト社とマイクロソフト社のソフトウェアが不正にコピーされ、69台のコンピューターにインストールされているのを発見した。

 不正行為による損害額は約10億ドン(約493万円)に上る。ゴールドロングジョンは不正行為の事実を認めている。BSAのアジア太平洋地域担当海賊行為対策シニアディレクター、タルーン・ソーニー氏は、今回の提訴は著作権侵害行為への戒めになるとしている。

 BSAによると、ベトナムのソフトウェア著作権侵害率は2004年の92%から2011年には81%へと大きく改善した。しかしアジア太平洋地域の平均である60%に比べれば依然として高く、各企業のソフトウェア著作権に対する認識を高める必要がある。

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