ホーチミン:水道水の水源、大半が水質汚染

2014/08/25 07:13 JST配信

 ホーチミン市の水道水の水源は、ドンナイ川、サイゴン川、地下水から取水した水で、浄水場で処理してから各家庭に配水されている。しかし市保健予防センターの検査で、水源の水質がかなり汚染されていることが判明している。

(C)Lao dong,Tran Phan
(C)Lao dong,Tran Phan

 各浄水場の取水口で採取した水から、許容基準を超えるアンモニアが検出された。ドンナイ川のビンアン浄水場では高濃度の亜硝酸塩が、同じくドンナイ川のトゥードゥック浄水場とサイゴン川のタンヒエップ浄水場では高濃度の大腸菌が検出された。

 保健省が7月に行った市内の大規模浄水場3か所(◇トゥードゥック、◇ビンチャイン、◇フォンフー)の検査では、マンガンと鉄が許容基準を超える一方、残留塩素濃度が基準に達していなかった。塩素は殺菌のために投入されており、基準となる濃度が維持されている必要がある。

 市郊外の区や郡では、水道管がまだ敷設されていない場所が多い。12区では水道使用率1%の地区が多数あり、住民は地下水を利用するか地元の小規模業者から水を購入している。市保健予防センターによると、郊外の井戸320本の水を検査したところ、54%でアンモニア、鉄、マンガン、亜硝酸塩などが許容基準を超えていたという。

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