「研修生を日本へ」、18億VNDを騙し取った社長に禁固15年の判決

2014/09/11 15:22 JST配信

 ホーチミン市裁判所は9日、詐欺や資産横領などの罪に問われていた同市クチ郡在住のグエン・バン・ティン被告(男・41歳)に禁固15年の判決を言い渡した。

(C) vnexpress ティエン被告
(C) vnexpress ティエン被告

 起訴状によると、ティエン被告は2008年に「ベト人材コンサルティング会社」を設立し、社長を務めていた。海外への労働者派遣事業の認可を取得していなかったにも関わらず、「研修生を日本へ送る」という広告を餌に、2009年から2010年までの1年間に、日本での勤務を希望するベトナム人から仲介手数料として1人当たり700~1200USD(約7万4000~12万7000円)を徴収していたという。

 ティエン被告は、この手口で計98人から約18億VND(約900万円)を騙し取ったとされる。同被告は2010年9月に研修生を日本へ送り出すと約束していたが、それが守られなかったため、警察に訴えられた。それ以降、同被告は逃亡を続けていたが、全国に指名手配され2013年3月に逮捕された。

 裁判所はティエン被告に対し、騙し取った金銭を被害者に返還するよう命じた。同被告は罪状を認める一方で、それを返還しなかった理由については「仲介手数料として徴収した金額の一部はある日本人に渡し、一部は会社の事業費に使っていた」として、返還するつもりがなかったのではないと弁明している。

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