ホーチミン:偽装や製造元不明の化粧品が市場に横行

2015/01/19 18:24 JST配信

 化粧品は生活必需品ではないものの、テト(旧正月)前に購入量が増える。そのため、この時期には怪しい化粧品が市場によく出回る。

(C)Nhan dan,Bich Ha
(C)Nhan dan,Bich Ha

 ホーチミン市内の伝統的市場では化粧品が所狭しと並べられ、店員はきちんとしたメーカーの製品だと宣伝しているが、容器には製造元の表示がない場合が多く、あったとしてもいい加減な住所や電話番号が記載されている。

 ショッピングモールでも、メーカー製品に見せかけた偽装化粧品が本物同様の価格で売られている。関係者によると、ショッピングモールの小売商向け賃貸スペースでは、商品管理は小売商の責任で行うことになっているため、怪しい化粧品が出現する隙があるという。

 オンラインショッピングのサイトも同様だ。売られているのはほとんどが中国製品で、サイト上の写真は単なる広告にすぎない。ある化粧品会社の代表は、市内に流通している化粧品の30%余りは偽装や低品質の製品だとの見方を示している。

[Nhan dan,15/01/2015 - 11:27 PM ,O]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 かねてより製造元が明らかでないタピオカや寒天、ゼリーなどが入ったミルクティーは健康に害があるとし...
 政府がこのほど公布した化粧品の製造条件に関する政令第93号/2016/ND-CP(2016年7月1日施行)では、化粧...
 市場調査とマーケティングを手掛ける株式会社矢野経済研究所(東京都中野区)は28日、ASEAN主要5か国(イ...
 保健省傘下の医薬品管理局は12日、各省・市の保健局に対し、ヒト由来の胎盤(プラセンタ)や幹細胞を原料...
 株式会社矢野経済研究所(東京都中野区)は5日、ASEAN主要5か国(インドネシア、タイ、フィリピン、ベ...
 ベトナムの化粧品市場は、年平均30%の成長を見せており、有望市場として期待されている。2009年~2011...

新着ニュース一覧

 英国の大学評価機関クアクアレリ・シモンズ(Quacquarelli Symonds=QS)が発表した最新の大学ランキング...
 世界最大級の宿泊予約サイト「ブッキング・ドットコム(Booking.com)」はこのほど、6月のプライド月間(L...
 米マイクロソフト(Microsoft)が発表した調査報告書「ワークトレンド指数(Work Trend Index)」2025年版...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
(※本記事はVIETJOベトナムニュースのオリジナル記事です。) 【ロンドン編】はこちら 【パリ編】は
 在ベトナム米国大使館は18日、巡視船「CSB8022」をベトナム海上警察に引き渡したと発表した。越米間の...
 宅配を手掛ける地場ゴゾ・エクスプレス(Gozo Express)は18日、地場系コングロマリット(複合企業)
 最先端の機械学習テクノロジーを活用してモバイル資産を識別・評価・最適化する米国のラウンズ(Rounds)...
 サイゴンハノイ保険[BHI](Sai Gon-Ha Noi Insurance Corporation)は、韓
 ホーチミン市7区のサイゴンエキシビション&コンベンションセンター(SECC:799 Nguyen Van Linh, quan ...
 ベトナムは、ライチの生産量で中国に次ぐ世界2位となっている。  2025年の収穫量は約30万3000tで、...
 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電
 ハノイ市ノイバイ国際空港で、ベトナム人乗客による日本円の違法持ち出しが発覚した。税関当局が18日に...
 国内IT最大手のFPT情報通信[FPT](FPT Corporation)はこのほど、東南部地
 国会は18日、エネルギー使用効率化法の一部を改正・補足する法律を可決した。同法は2026年1月1日に施行...
 持田製薬株式会社(東京都新宿区)とMeiji Seikaファルマ株式会社(東京都中央区)は、持田製薬が日本で販...
トップページに戻る