ベトナム航空、乗務員の疲労リスク管理システムを導入へ

2015/03/31 07:14 JST配信

 ベトナム航空(Vietnam Airlines=VNA)は現在、疲労リスク管理システム「FRMS(Fatigue Risk Management System)」の導入に向けて準備を進めている。これは乗務員の疲労状態を管理することにより、乗務員に極力負担が出ないよう勤務スケジュールを調整し、事故の未然防止に繋げるもの。

(C)  vnexpress
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 国際民間航空機関(ICAO)が制定した同システムは現在、加盟国の多くの航空会社で導入されている。航空業界では最近、人手不足による乗務員の過労やうつ病などが問題視されており、これまでに幾度となく「空の安全」への警鐘が鳴らされてきた。

 こうした状況を受け、VNAではFRMS導入を決定し、昨年末から準備を開始した。導入後は、乗務員に健康調査票を配布し、海外の専門家の分析をもとに勤務スケジュールの見直しを行う方針。なお、導入時期は2017年からを予定している。

 また、VNAでは2009年より、安全管理体制「SMS(Safety Management System)」を導入しており、その一環として、リスクアセスメントシステム「HIRA(Hazard Identification& Risk Assessment)」を展開し、睡眠、運動、食事、アルコールの摂取などに規定を設けてパイロットの健康管理に努めている。

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