年に1冊も本を読まないベトナム人、活字離れ進む

2015/04/13 18:35 JST配信

 文化スポーツ観光省によると、ベトナム人の1年間の読書数は平均0.8冊で1冊にも満たないという。これに対しマレーシアでは、10年前の時点で年間読書数2冊で、その数字は年々増加しつつある。また、ヨーロッパ諸国ではこれを更に上回っている。

(C) nld
(C) nld

 ベトナム人が本を読まない理由として、◇本の価格が収入に対して高いこと、◇本の質が悪いこと、◇図書館の蔵書が少ないことなどが挙げられる。しかし最も大きな原因は、ベトナム人の大半が「知識を蓄積するために本を読む」という意識を持っていないことにあると見られている。

 好奇心が強く、様々な物事を探求するために本を読むことが好きな年頃であるはずの学生ですら、ほとんど本を読まない。大学の図書館を覗いてみても、学生の姿で賑わうのは試験の時期だけ。高校の図書館や省・市立の図書館でも同様の状況だ。

 更に、学生だけでなく、教員も活字を敬遠している。全国における博士号取得者は2万4300人に上り、東南アジアでトップに立っているベトナムだが、世界的に権威のある学術雑誌などへの論文投稿数は他国と比べて最も少ないという。

[Nguoi Lao Dong, 01:04 (GMT+7) 08/04/2015, A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 今年で3回目を迎える4月21日の「ベトナム読書の日」に合わせて、ハノイ
 ある若者の親が、現代の若者の読書の実態について関心を持ち、子供のフェイスブック(Facebook)上で小さ...
 書店チェーンを全国展開するホーチミン市書籍発行社(FAHASA=ファハサ)は6日、オンライン書店<http://...
 ホーチミン市人民委員会は10月、同市1区中心部に書店専門街の「グエンバンビン本通り」を設置する。早...
 キムドン(Kim Dong)出版社はこのほど、会社設立57周年を記念して「電子書籍ライブラリー(eBOOK Kim ...
 日本の絵本がベトナムで初めて翻訳出版される。まず次の3作品が同時に発売される。 ◇筒井頼子(文)・...
 グエン・タン・ズン首相は24日、人材育成や道徳教育における読書の重要性についての認識を高め、国民に...
 「ベトナムの読書文化は衰退している」ハノイ市国立図書館で10日に開催された「ベトナムの読書文化」と...

新着ニュース一覧

 政府は4日、決議第9号/2026/NQ-CPを公布し、食品安全法をガイダンスする1月26日付けの政令第46号/2026/...
 トー・ラム書記長の特使として中国を訪問したレ・ホアイ・チュン外相は4日、習近平(シー・ジンピン)総...
 国防省傘下のベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel)は4日、シンガポールに駐在員事務所を開...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 南中部地方ダナン市(旧クアンナム省)のホイアン旧市街のバクダン(Bach Dang)通りにある小さな店の前で...
 東北部地方クアンニン省人民委員会はこのほど、ハノイ~クアンニン間高速鉄道プロジェクトの投資方針を...
 ホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)を運行する同市メトロ1号線有限会社...
 ダナン市人民委員会は、2026年のテト(旧正月)期間中のロン橋(ドラゴン橋=ドラゴンブリッジ)の噴水・フ...
 世界最大級の宿泊予約サイト「ブッキング・ドットコム(Booking.com)」は、アジア太平洋(APAC)地域にお...
 ホーチミン市人民委員会は、テト(旧正月)を祝うイベントの一環として、「ブックストリートフェスティバ...
 財政省は3日、証券取引や情報開示などの規定を改正する通達第8号/2026/TT-BTCを公布した。外国人投資家...
 ホーチミン市警察は、工業用溶剤と化学着色剤をガソリンに混合して偽のオクタン価95(RON95)のガソリン(...
 南中部地方ザライ省人民委員会は4日、ホンチャウ風力発電所プロジェクト(第1期)の投資主として、不動産...
 高級ホテルチェーンのフェアモント・ホテル&リゾート(Fairmont Hotels and Resorts)は2月、ハノイ市で...
 ベトナム共産党中央官房はハノイ市で3日、ベトナム共産党博物館の着工式を開催した。  着工式には...
 レ・ホアイ・チュン外相は、トー・ラム書記長の特使として中国を訪問し、中国の王毅(ワン・イー)外交部...
トップページに戻る