ランセン湿地保護区、ベトナム7番目のラムサール条約湿地に

2015/12/09 06:55 JST配信

 メコンデルタ地方ロンアン省のランセン(Lang Sen)湿地保護区がこのほど、ラムサール条約湿地に認定された。これにより、ランセン湿地保護区は、世界で2227か所目、ベトナム国内で7か所目のラムサール条約湿地となった。

(C) vovgiaothong
(C) vovgiaothong

 ランセン湿地保護区は、同省タンフン(Tan Hung)郡のビンロイ(Vinh Loi)村・ビンダイ(Vinh Dai)村・ビンチャウA(Vinh Chau A)村にまたがる面積4802haの湿地帯。現在、オオヅルやインドトキコウ、シロスキハシコウなどの希少種24種を含む動物149種と植物156種が生息している。

 なお、ベトナム国内でこれまでに認定されたラムサール条約湿地は、◇紅河デルタ地方ナムディン省のスアントゥイ地区、◇東南部地方ドンナイ省のバウサウ地区、◇東北部地方バクカン省バーベー湖、◇メコンデルタ地方ドンタップ省タムノン郡のチャムチム国立公園、◇メコンデルタ地方カマウ省カマウ岬国立公園、◇東南部地方バリア・ブンタウ省コンダオ国立公園の6か所。

 ラムサール条約は、水鳥の生息地として国際的に重要な湿地や湿地に生息する動植物の保護を目的として、1971年2月2日に制定され、1975年12月21日に発効した。ベトナムは1989年に締約国に加盟している。

[VOV Giao Thong, 28/11/2015, A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 紅河デルタ地方ニンビン省のバンロン(Van Long)湿地自然保護区が、ラムサール条約湿地に認定された。バ...
 メコンデルタ地方キエンザン省のウーミントゥオン(U Minh Thuong)国立公園が22日、ラムサール条約湿地...
 東南部バリア・ブンタウ省のコンダオ国立公園がこのほど、ラムサール条約湿地に認定された。これにより...
 天然資源環境省及びメコンデルタ地方カマウ省人民委員会は13日、カマウ岬国立公園が正式にラムサール条...
 メコンデルタ地方ドンタップ省タムノン郡のチャムチム国立公園のグエン・バン・フン管理委員長は、同国...
 資源環境省のブイ・カック・トゥエン次官は5日、国連教育科学文化機関 (ユネスコ)が東北部バクカン省に...

新着ニュース一覧

 ベトナム株式市場は7日の取引で、アジア主要市場の中で最も大きく下落した。VNインデックスは前日比▲43...
 政府は、台風13号(アジア名:カルマエギ、日本では台風25号)で被災地となった南中部地方のクアンガイ省...
 ベトナム国家民間防衛指導委員会は7日朝、6日夜に南中部に上陸した台風13号(アジア名:カルマエギ、日...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 混み合う大学の中庭で、身長110cmのグエン・ティ・フオンさん(女性・23歳)は、まるで小学生が足早に歩...
 ホーチミン市建設局傘下の11区建設投資プロジェクト管理委員会は4日、同市フート街区(旧11区)のフート...
 韓国の食品製造会社であるサムファF&C(Samhwa F&C)はこのほど、自社で展開するフローズンヨーグルトの...
 ベトナムIT最大手のFPT情報通信[FPT](FPT Corporation)は、ドイツのフラ
 ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)は6日、独自ブランドの香り「ニャー
 計画投資省海外投資局(FIA)が発表した海外直接投資(FDI)に関するデータによると、2025年1~10月期のFDI...
 ハノイ市人民委員会主席のチャン・シー・タイン氏が5日、党中央執行委員会によって中央監査委員長に選...
 ハノイ市の国家展示センター(VEC)で開催された「秋季フェア」で、トゥアンギア製造組立(Tuan Nghia)が...
 ホーチミン市建設局によると、同市コンダオ特区(コンダオ諸島)で初の電気バス路線が12月初旬に運行を開...
 格安航空会社(LCC)最大手ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)は、11月11
 自然エネルギー発電所の発電事業(IPP)などを手掛ける自然電力株式会社(福岡県福岡市)がグループ会社を...
 財政省傘下統計局(NSO)が発表した統計データによると、2025年10月の輸出額(推定値)は前年同月比+17.5%...
トップページに戻る