バンロン湿地自然保護区、ベトナム9番目のラムサール条約湿地に

2019/05/27 05:37 JST配信

 紅河デルタ地方ニンビン省のバンロン(Van Long)湿地自然保護区が、ラムサール条約湿地に認定された。バンロン湿地自然保護区は、世界で2360か所目、ベトナム国内で9か所目のラムサール条約湿地となった。

(C) vov
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 同保護区はニンビン省ザービエン郡に位置し、紅河デルタ地方に残る手付かずの内陸の湿地帯となっている。多くの生物にとって重要な生息地と繁殖地であるほか、「ベトナム最大のラングール保護区」としても知られている。

 ラムサール条約は、水鳥の生息地として国際的に重要な湿地や湿地に生息する動植物の保護を目的として、1971年2月2日に制定され、1975年12月21日に発効した。ベトナムは1989年に締約国に加盟している。

 ベトナム国内でこれまでに認定されたラムサール条約湿地は以下の8か所。

◇紅河デルタ地方ナムディン省のスアントゥイ国立公園

◇東南部地方ドンナイ省のバウサウ湿地帯(カットティエン国立公園)

◇東北部地方バクカン省のバーベー湖

◇メコンデルタ地方ドンタップ省のチャムチム国立公園

◇メコンデルタ地方カマウ省のカマウ岬国立公園

◇東南部地方バリア・ブンタウ省のコンダオ国立公園

◇メコンデルタ地方ロンアン省のランセン湿地保護区

◇メコンデルタ地方キエンザン省のウーミントゥオン国立公園

[VOV 14:40 22/05/2019, A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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