ベトナムの野生のトラはわずか5頭、近い将来に絶滅の危機

2016/04/14 15:15 JST配信

 ベトナムに生息する野生のトラの数は、2011年の約30頭(推定)から約5頭にまで減少しており、このままでは数年後に絶滅する恐れがある。世界自然保護基金(WWF)が12日に発表した世界の野生のトラに関する報告によると、世界全体の総数は増加傾向にあるが、ベトナムでは逆に減少している。

(C)Saigon times,WWF
(C)Saigon times,WWF

 現在のトラの生息数は3890頭で、2010年から690頭増加した。生息数が最も多いのはインドの2226頭、次いでロシアの433頭。東南アジア諸国ではインドネシアが最も多く371頭、マレーシアの250頭、タイの189頭が続く。

 インドシナ3か国では、ベトナムの5頭が最も多く、ラオスはわずか2頭、カンボジアでは既に絶滅している。このまま密猟が続けばベトナムとラオスでも近い将来に絶滅する可能性が高い。

 トラは、国際自然保護連合(IUCN)の「レッドリスト(絶滅の恐れのある種のレッドリスト)」で絶滅危惧種に指定されている。密猟の横行や生息環境が失われていることが、数の減少の原因と指摘されている。

[Saigon times,12/4/2016, 16:06 (GMT+7),O]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 ハノイ市ソックソン郡にあるハノイ野生動物救助センター(Hanoi Wildlife Rescue Center)では、36頭のト...
 英紙デイリーメールによると、ロシア警察はこのほど、首都モスクワの郊外でトラやヒョウなどの希少野生...
 世界自然保護基金(WWF)と国際サイ基金(IRF)は25日、ベトナムに生息していたジャワサイが絶滅したと発表...

新着ニュース一覧

 中国のフードデリバリー大手である美団(Meituan)が、ベトナム市場への参入準備を進めているようだ。ホ...
 2026年1月の自動車市場は、前年同月比では大幅増となったが、前月比では減少し、実勢としては弱含んだ...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 南中部地方ダナン市ホイアン世界文化遺産保存センターは11日、2026年のテト(旧正月)にあたり、ホイアン...
 テト(旧正月)が近づくと、宴席用やテト期間に備えた保存用として、海の魚の炭火焼きの需要が高まる。こ...
 観光不動産開発を手掛けるサングループ(Sun Group)は12日、ホーチミン市フオックタン街区(旧バリア・ブ...
 ホーチミン市第1地域人民裁判所は10日、2025年2月25日にベンタイン市場前で黒づくめの集団が棺桶を担い...
 ハノイ市の都市鉄道(メトロ)を運営するハノイ・メトロ(Hanoi Metro)は、2月14日~22日(旧暦12月27日~1...
 神経技術分野の地場スタートアップであるブレインライフ・リンク・テクノロジー(Brain-Life Link Techn...
 フィンテックソリューションやクラウドサービス(SaaS)ソリューションなどの構築を手掛ける韓国ウェブキ...
 ホーチミン市は12日、ドローンによる荷物の海上輸送路線を開設した。同市科学技術局、ベトナム郵便総公...
 ハノイ市当局は、居住管理を強化し、手続きのデジタル化を進めている。その一環として、街区・村レベル...
 地場の通信・IT大手5社はこのほど、商工省に対し、データセンターへの商用電気料金適用の見直しを求め...
 レ・タイン・ロン副首相は10日、ホーチミン市における「ナムビンズオン技術大学」の設立許可方針を承認...
 コーヒーチェーンを展開する韓国のザ・ベンティ(theVenti)はこのほど、ホーチミン市にベトナム2号店を...
トップページに戻る