情報通信省は、8月16日午前0時に、◇ハノイ市、◇ホーチミン市、◇紅河デルタ地方ハイフォン市、◇メコンデルタ地方カントー市、◇東南部地方ビンズオン省の5省・市で全チャンネルのアナログ電波の送信を終了した。
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これに先立ち、6月15日午前0時にハノイ市で「VTV6」「H2」「VTC9」、ホーチミン市で「VTV6」「VTV9」「VTC9」「HTV7」、カントー市で「VTV6」「VTVカントー1」「VTVカントー2」「VTC9」のアナログ電波の送信を終了。南中部沿岸地方ダナン市では、2015年7月に既に全てのチャンネルでアナログ放送を終了している。
15日時点で従来型のアナログテレビを利用している世帯の割合は、ハノイ市が4.1%、ハイフォン市が2.4%、ホーチミン市が2.0%、カントー市が3.6%となっており、アナログ放送終了に伴う影響は限定的と見られている。
有料テレビ放送(ペイテレビ)を利用している場合は影響がないが、アナログテレビとアンテナでは電波を受信できなくなる。デジタル放送を見るためには、デジタル対応のテレビチューナー「DVB-T2」またはデジタルテレビを購入する必要がある。
なお、アナログ電波の送信終了は「2020年までの地上デジタルテレビ放送を含む放送デジタル化計画」に従って実施するもの。