ホーチミン:公衆トイレ1000基を設置へ、地場企業が提案

2016/08/17 17:27 JST配信

 地場企業のビナシングメディア&トレーディング(Vinasing Media And Trading)及びスイスのミスタールー(Mister Loo)の2社は11日、ホーチミン市人民委員会に対して、市内に新たな公衆トイレを設置することを提案した。

(C) vnexpress, Huu Cong, サコムバンクの公衆トイレ
(C) vnexpress, Huu Cong, サコムバンクの公衆トイレ

 ビナシング社は、移動式公衆トイレ1000基とごみ箱500個の設置、及びタンクローリー10台の導入に1100億VND(約5億円)を投資する案を発表した。トイレは地面を掘らずに短期間で設置できる設計で、10~12か月で設置が完了する。また、給水・排水システムは専用車が請け負う。

 設置場所は、学校や公園、庭園、動植物園、駐車場、地下鉄の駅など。資金回収方法について、同社は15年間にわたり市内の歩道橋や立体交差橋に広告を出すことを提案している。

 一方、ミスタールー社はスイスの基準を満たした近代的な公衆トイレを中心部の観光スポットなどに設置する。ただし、資金回収のためにトイレの使用料を1回につき5000~1万VND(約22.8~45.7円)徴収する計画。トイレ1基当たりの投資額は2万5000~4万USD(約253万~404万円)。

 これを受けて同市人民委員会は、設計やユーティリティを評価するため公衆トイレ2基を試験的に設置するようビナシング社に提案した。また、ミスタールー社に対しては、使用料を徴収しない方向で、資金回収案を見直すよう求めた。

 これに先立ち、サコムバンク[STB](Sacombank)は2014年、市内中心部の公園などに現金自動預け払い機(ATM)付き「5つ星公衆トイレ」を設置した。このトイレの1基当たりの投資額は8億~10億VND(約365万~457万円)となっている。

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