カントー:韓国人と離婚したベトナム人花嫁の相談窓口を開設へ

2016/11/03 05:00 JST配信

 メコンデルタ地方カントー市の女性連合会は韓国国連人権政策センター(Korea Center for United Nations Human Rights Policy=KOCUN)と、同市やメコンデルタ地方各省で韓国人男性と結婚、離婚したベトナム人女性及び越韓の両親に生まれた子供を支援するプロジェクトを展開している。プロジェクトの総経費は114億VND(約5380万円)。

(C) Cuu Long, VnExpress
(C) Cuu Long, VnExpress

 同市では今後、法律・経済・メンタル面で困難に直面する韓国人と結婚し韓国に移住したベトナム人女性やその子供向けに越韓法律相談窓口を開設するほか、越韓ファミリー向けに無料の韓国語教室を開講する。

 また、韓国人男性と離婚しカントー市に帰ってきた女性が速やかに地域へ溶け込めるよう、無料職業訓練や起業資金の貸付けも行う予定。このほか、越韓の両親に生まれた子供向けに、両国の文化を吸収できるよう自由に利用が可能な図書館も設立する。

 カントー市では2005~2015年の間に約7万3000人のベトナム人女性が韓国人男性と結婚した。うち約1万5000人が既に離婚し、この数は現在も増加している。離婚の主な原因は文化や言語の違い、性格の不一致、虐待や暴力だという。離婚後に故郷へ戻った女性の多くは引け目を感じ、子供を両親に預けて仕事を求めて都市部へ出て行く。残された子供たちは住む場所や教育、医療において困難な状況に置かれている。

 韓国人と結婚し、韓国への移住準備をしているベトナム人女性を対象にした調査結果では、結婚前に夫と会った回数について女性の70%が1~2回、21%が3~4回、8%が5回以上と回答している。

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