ホーチミン市予防医療センターによると、蚊の媒介を主な感染源とする「ジカウイルス(Zika virus)」のホーチミン市における感染者数が7日午前8時の時点で103人に上ったという。このうち妊婦が13人となっている。
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ジカ感染が確認されているのは、市内24区・郡のうち20区・郡。中でもビンタイン区が20人と最も多く、続いて2区が15人、12区が11人、タンフー区が10人などとなっている。3区と8区、11区、ニャーベー郡の4区・郡では感染が確認されていない。
保健当局は感染が確認された区への往来を制限していないが、同センターは、長袖・長ズボンの着用、蚊取り線香・蚊除けスプレー・蚊帳の使用などで蚊に刺されるのを防ぐと共に、蚊や蚊の幼虫(ボウフラ)を駆除するよう呼びかけている。