飲酒によるメタノール中毒事故が多発している中、ハノイ市商工局市場管理支局は、自家製を含めた酒類の製造販売に対する取り締まりを強化し、悪質な製造業者および販売業者を積極的に摘発・処分している。
同支局は4日から15日までに、製造業者および販売業者386か所を立ち入り検査し、規定・基準を満たさない酒類2万9759Lや各種容器、酵母などの原材料を押収すると共に、計6億VND(約300万円)の罰金を科した。
中でも、ハノイ市フースエン郡にある製造業者ではアルコール9760Lを、またチュオンミー郡にある製造業者では自家製の酒類3800Lを発見・押収した。なお、商工省は、製造元のラベル・印紙が張り付けられていない出所不明の酒類を展示・販売することも一切禁止している。