バイタク配車アプリ各社、登録ドライバー争奪戦始まる

2017/07/04 06:09 JST配信

 バイクタクシー配車アプリの拡大で、従来型の流しのバイタクドライバーが苦戦を強いられていることはよく知られているが、最近ではアプリ各社のドライバー争奪戦も激しさを増している。

(C) Vien Thong, VnExpress
(C) Vien Thong, VnExpress

 市場のシェア暫定1位の「グラブバイク(GrabBike)」が、シェア暫定2位の「UberMOTO(ウーバーモト)」の登録ドライバー向けにグラブバイクへの乗り換えキャンペーンを実施し、ドライバーの引き抜きを図っている。

 キャンペーンでは、ドライバーはウーバー社に登録したまま一定の試走期間にグラブ社の登録ドライバーとしても賃走することができ、グラブ社の制服を着る必要もない。ドライバーは試走後にウーバー社に留まるか、ウーバー社を解約しグラブ社に乗り換えるかを決める。

 キャンペーンでグラブ社に正式登録したドライバーのうち、試走期間中に賃走回数が100回に達したドライバーには100万VND(約4980円)、登録後30日間に170回を達成すると180万VND(約8960円)がプレゼントされる。さらに、新たにウーバー社からグラブ社に乗り換えるドライバーを紹介すれば、1人当たり90万VND(約4480円)が紹介料としてもらえる。

 グラブ社のドライバー引き抜きは1か月前頃から行われるようになり、ドライバーは待機中のウーバー社のドライバーに直接話しかけたり、電話で勧誘するほか、客を装ってバイクに乗りドライバーの背後から乗り換えを勧めるという。

 2社ともドライバー争奪戦については詳しく語らない一方で、既存登録ドライバーに留まってもらえるよう手厚い福利厚生をPRしている。ウーバー社では、ドライバー向けのスポーツグラウンド、女性ドライバーのケア、無料英語クラス、無料交通安全クラスなど実施している。

 先ごろ、グラブ社はベトナムにおけるスマートフォンユーザーのグラブ配車アプリ利用者数をベトナムで第1位の3000万アカウント、ウーバーベトナム社はベトナムにおけるウーバー社のバイクタクシー配車アプリ利用者数を2万アカウントと発表している。

 2社の1km当たりの料金には大きな差はなく、グラブバイクが3800VND(約18.9円)でウーバーモトが3700VND(約18.4円)。サービスの規定や内容は、ウーバーモトでは初乗り運賃が1万VNDでキャンセル料が5000VND(約24円)、グラブ社は新型バイクを使った1km当たり7000VND(約34円)の「GrabPremium(グラブプレミアム)」を新設するなど違いがみられる。

[Vien Thong, VnExpress, 30/6/2017 03:00 GMT+7, T]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 バイクタクシー配車アプリ大手2社のグラブベトナム社(Grab Vietnam)とウーバーベトナム社(Uber Vietnam...
 ベトナムには青年層が2400万人おり、労働年齢に達する人口の44%を占めるとされている一方で、青年層の...
 交通運輸省の2016年1月7日付け決定第24号/QD-BGTVTでは、ウーバー(Uber)やグラブ(Grab)などのスマート...
 シンガポールを本拠地として東南アジア各国でタクシー配車・予約サービスを展開するグラブ社(Grab)のベ...
 スマートフォン向けタクシー配車・予約サービスを展開するウーバー(Uber)ベトナム現地法人のウーバーベ...
 スマートフォン向けタクシー配車・予約サービスを展開するウーバー(Uber)ベトナム現地法人のウーバーベ...
 シンガポールを本拠地として東南アジア各国でタクシー配車・予約サービスを展開するグラブ社(Grab)のベ...
 ハノイ市のザップバットバスタミナールやミーディンバスタミナールでは、バイクタクシー配車・予約アプ...

新着ニュース一覧

 トー・ラム書記長とファム・ミン・チン首相、チャン・タイン・マン国会議長は、ラオスを同時訪問した。...
 国内最大手の格安航空会社(LCC)ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)とホ
 ハノイ市のハノイ師範大学はこのほど、日本でのベトナム語能力検定試験とベトナム語能力証明書の発行に...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 南中部地方ダナン市(旧クアンナム省)のホイアン旧市街のバクダン(Bach Dang)通りにある小さな店の前で...
 ハノイ市科学技術局は3日、ハノイ技術取引所(HanoTEX)とデジタル転換市場(DTMarket)を立ち上げた。これ...
 韓国教育省傘下の国立国際教育院は3日、ベトナムで2026年から韓国語能力試験(TOPIK)の成績を大学入学に...
 政府は4日、決議第9号/2026/NQ-CPを公布し、食品安全法をガイダンスする1月26日付けの政令第46号/2026/...
 トー・ラム書記長の特使として中国を訪問したレ・ホアイ・チュン外相は4日、習近平(シー・ジンピン)総...
 国防省傘下のベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel)は4日、シンガポールに駐在員事務所を開...
 東北部地方クアンニン省人民委員会はこのほど、ハノイ~クアンニン間高速鉄道プロジェクトの投資方針を...
 ホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)を運行する同市メトロ1号線有限会社...
 ダナン市人民委員会は、2026年のテト(旧正月)期間中のロン橋(ドラゴン橋=ドラゴンブリッジ)の噴水・フ...
 世界最大級の宿泊予約サイト「ブッキング・ドットコム(Booking.com)」は、アジア太平洋(APAC)地域にお...
 ホーチミン市人民委員会は、テト(旧正月)を祝うイベントの一環として、「ブックストリートフェスティバ...
 財政省は3日、証券取引や情報開示などの規定を改正する通達第8号/2026/TT-BTCを公布した。外国人投資家...
トップページに戻る