ホーチミン市ではテト(旧正月)を前に、各企業で学生アルバイトの採用活動が活発化している。
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1区にあるホーチミン市学生支援センター(SAC)では、2017年12月からこれまでに1123人のアルバイト求人があった。このうち約500人の採用が決まっている。
求人の多い職種はサービス、レジ、包装、品出し、調理、警備、配達などで、平均給与は時給で1万9000~3万VND(約94.1~149円)、日給なら20万~25万VND(約990~1240円)、月給なら350万~500万VND(約1万7300~2万4800円)。前年に比べ求人数は約+20%増加し、給与水準も+10~15%上昇しているという。同センターでは今後、更に4000人近くの求人の追加が見込めるとしている。
市内の他の雇用紹介所でもアルバイト求人が多い。ゴーバップ区の同市青年雇用サービスセンター(YESセンター)は約300人、ビンタイン区の同市雇用紹介センターは約2000人、同市女性連合会も約800人の求人を受け付けている。また、大学の多くにもアルバイトを紹介する組織がある。
同市労働市場情報・人材需要予測センターによると、テト前の期間には約7万人の求人需要があり、このうち2万3000人は販売やサービス業。この時期の特徴として、増えているのは大半がアルバイトなどの短期の仕事だという。