ビエンホア空港のダイオキシン除染で越米が覚書

2018/01/25 16:20 JST配信

 ベトナム国防省と米国国際開発庁(USAID)は23日、グエン・チー・ビン国防次官と在ベトナム米国大使のダニエル・クリテンブリンク氏の立会いのもと、東南部地方ドンナイ省ビエンホア空港のダイオキシン除染プロジェクトに関する覚書(MOU)を締結した。

(C) zing
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 同空港は南中部沿岸地方ダナン市ダナン国際空港と共にベトナム戦争によるダイオキシン汚染が最も深刻な地域の1つとして知られている。

 計画によると、ダイオキシンの汚染区域にある、または同区域に隣接する軍事施設や兵舎を別のところへ移動するほか、ダイオキシン除染施設および隔離フェンスを建設し、汚染土壌を集積する。

 ベトナム戦争当時、米軍はビエンホア空港に大量の枯葉剤を備蓄し、1969年12月から翌年3月までの間に2万7500Lの枯葉剤漏出事故を起こした。これにより、同空港のダイオキシン汚染は深刻なものとなっている。

 ベトナム国防省とUSAIDは近く、これまでに5年間にわたって実施してきたダナン国際空港の汚染除去作業を完了する見通し。

[Zing, 17:19 GMT+7 23/01/2018, A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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