ボーイングB737MAX型機、ベトナムでも運航停止―地場航空会社は未受領で影響なし

2019/03/13 15:30 JST配信

 エチオピア航空が運航する米ボーイング(Boeing)の最新鋭旅客機「ボーイングB737MAX型機」が10日に墜落事故を起こし、わずか5か月間で2機の同型機が墜落したことを受け、交通運輸省傘下のベトナム航空局(CAAV)は11日、同型機に対する運航許可の付与を見送ることを決定した。

(C) zing
(C) zing

 これにより、CAAVは事故の原因が解明され、米連邦航空局(FAA)が対策を取るまで運航許可を付与しない。

 CAAVはさらに13日、同型機について現地時間13日午前10時からすべての運航を一時的に停止すると発表した。

 ベトナムで同型機を運航する海外の航空会社は3社ある。ただし地場系航空会社については、ボーイングとの間でボーイングB737MAX型機の購入契約を締結している企業はあるが、まだ引渡しを受けていない。

 なお、相次ぐ事故を受けてオーストラリア、シンガポール、マレーシア、オマーン、インドネシア、中国、また、ドイツや英国、フランスなどを含む欧州の主要国も同型機の運航を停止している。

[Vnexpress 17:26 12/3/2019 / Zing 10:06 13/03/2019, A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 ベトナム航空局(CAAV)は31日、航空各社に対し、米ボーイング(Boeing)の最新鋭旅客機「ボーイングB737MA...
 ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)はこのほど、利用客の利便性向上に向けた電子

新着ニュース一覧

 商工省と複数の省・市における太陽光発電事業を巡る違反事件で、ハノイ市人民裁判所は、ホアン・クオッ...
 国家主席府は4月29日、受刑者8055人と刑執行猶予中の1人の計8056人に対する国家主席の特赦の決定を発表...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 第15期(2021年~2026年任期)国会第9回会議が5月5日に開幕した。  今国会では、国家構造に関する201...
(※本記事はVIETJOベトナムニュースのオリジナル記事です。) ロンドン:歌謡曲でムードたっぷり、街角...
 ホーチミン市文化スポーツ局は、4月30日の南部解放記念日にサイゴン川沿いエリアで実施を計画していた...
 南部解放・南北統一50周年(1975年4月30日~2025年4月30日)事業の一環で行われた軍事パレードを見物する...
 衣料の製造・販売を行う韓国のレシピグループ(Recipe Group)はこのほど、同社が展開するファッションブ...
 ルオン・クオン国家主席は4月28日、北中部地方ハティン省でラオスのトーンルン・シースリット国家主席 ...
 インボイスに関する政令第123号/2020/ND-CPの一部を改正・補足する政令第70号/2025/ND-CP(6月1日施行)...
 カナダの金融・保険サービス比較会社 「ハローセーフ(HelloSafe)」はこのほど、世界各国における株式市...
 ハノイ市人民評議会は4月29日、バイオテクノロジー分野に特化した「ハノイバイオハイテクパーク」の建...
 日本の経済産業省とベトナム商工省は4月28日、エネルギートランジションに係る二国間協力プロジェクト...
 東南部地方ビンズオン省のビンズオン新都市ワールドトレードセンター(WTC EXPO)で5月7日(水)から9日(金...
 イタリアのサンペレグリノ(Sanpellegrino)とアクアパンナ(Acqua Panna)が冠スポンサーを務める「アジア...
トップページに戻る