2018年12月に台湾でベトナム人観光客149人(当初の報道では152人)が行方をくらました事件で、ベトナム公安省治安捜査局は2日、同事件を刑事事件として立件したことを明らかにした。最高人民検察院が起訴を決定した。
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これにより、◇チャン・バン・ザイン容疑者(男・30歳、ホーチミン市3区在住)、◇グエン・ティ・タイン・ハー容疑者(女・35歳、同市ゴーバップ区在住)、◇グエン・スアン・フン容疑者(男・41歳、ハノイ市タインスアン区在住)、◇ブー・ニャット・トゥアン容疑者(男・59歳、同市バーディン区在住)の4人が違法出国手配容疑で逮捕された。
このほか、同じ容疑を持たれているグエン・ラム・シー容疑者(男・35歳、ホーチミン市12区在住)は、居住地から出ることを禁止されている。
5人は刑事法第349条に触れたとして捜査を受けている。第349条の定める量刑は最大で禁固15年。11人以上の違法出国を手配した、5億VND(約243億円)以上の不正利益を獲得した、または人を死に至らせた場合は、禁錮7~15年の刑を科すこととなっている。