ハノイ:ホコ天の「ごみポイ捨て」、監視と撮影で抑制できるか

2019/06/17 05:03 JST配信

 ハノイ都市環境社(ウレンコ=Urenco)はこのほど、ハノイ市ホアンキエム区のホアンキエム湖および周辺地域の歩行者天国で試験的に実施した、ごみのポイ捨て行為の写真撮影に基づく行政処分について報告した。

(C) vnexpress.net
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 ウレンコ社は4月26日から5月19日にかけて、ごみのポイ捨て行為に罰金700万VND(約3万3000円)が科される可能性があること、ごみのポイ捨て行為を写真撮影していることを記載した標識を、週末に歩行者天国として開放される道路に設置した。また、同社の社員30人がカメラやスマートフォンを携帯し違反行為を撮影した。

 同社は1か月間の試行期間中に撮影したポイ捨て行為を当局に提供し、このうち6件に行政処分を科した。罰金総額は1300万VND(約6万1000円)だった。

 ウレンコ社の代表によると、今回のごみのポイ捨て行為の写真撮影により違反行為は大幅に減少したという。しかし、社員を各地に配置し撮影することについては、人件費がかさむだけでなく、社員が違反者から嫌がらせなどを受けるリスクも懸念されるため、ごみのポイ捨てに対する長期的な打開策ではないとした。

 このためウレンコ社は、ホアンキエム区人民委員会に対して歩行者天国の各所における監視カメラの設置と、出入口における違反者の写真公開用に電子掲示板の設置を提案した。

 これを受けて同区人民委員会は、ホアンキエム湖の歩行者天国には既に監視カメラが設置されているとしたうえで、今後も増設していくとした。違反者の写真公開の必要性については検討しているという。

 同区人民委員会によると、歩行者天国の訪問者数は1日当たり2万~2万5000人、テト(旧正月)や祝日になると20万人に上る。第2ウレンコ社の統計では、歩行者天国では残飯やビニール袋などのごみが1日当たり200tも排出されているという。

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