ハノイ:監視カメラの設置を徹底へ、痴漢多発で対策

2019/07/04 05:55 JST配信

 ハノイ市文化スポーツ局は1日、行政区の管轄当局および市内マンションの管理委員会に対して、監視カメラの設置とその監視・検査を徹底するよう要請した。

(C) zing
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 特にマンション管理委員会は、スタッフに対してマナーや違反発見時の対応策を教育するほか、公共の場での行動規範を目の留まりやすい箇所に掲示しなければならない。

 同局はさらに、同市交通運輸局ならびにハノイ運輸総公社(Transerco=トランセルコ)に対して、バスの運転手や運転助手、車掌にスリや痴漢を発見した際の対応策を訓練するよう要請した。

 こうした背景には、ハノイ市内のマンションやバスなどの公共の場で痴漢などの事件が相次いで発生していることがある。

 6月22日には、同市ホアンマイ区のマンション「Gelexia Riverside」のエレベーター内で成人女性2人組が監視カメラをヘルメットで覆いながら小便をするという出来事があった。

 また、同月21日と26日の両日には、バスの車内で男性乗客が女性乗客に意図的に近づき自慰行為をするという事件も発生している。

[Zing 11:58 02/07/2019, A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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