1-7月期のサイバー攻撃6219件、前年同期の2倍に

2019/08/07 05:52 JST配信

 情報通信省ベトナム・コンピューター・セキュリティセンター(VNCERT)の統計によると、2019年1-7月期にベトナムで確認されたフィッシング、マルウェア(不正プログラム)、ウェブサイト改ざんの3種類のサーバー攻撃の被害件数は計6219件で、前年同期の2倍に拡大した。

 このうち、金融機関などを装って電子メールを送り、個人情報などを詐取するフィッシングの被害は前年同期比2.4倍の2155件、ウェブサイト改ざんの被害は同2.1倍の3824件と大きく増えた。一方、マルウェア(不正プログラム)の被害は同▲26.6%減の240件となっている。

 VNCERTは、7月31日に開催されたサイバーセキュリティ対策に関する会議において、世界で1日当たり約4000件のランサムウェア攻撃があり、1077USD(約11万7000円)の損失が発生していることを明らかにした。また、国際間で送信されたEメールのうち、131件に1件の割合でマルウェアが含まれているという。

[Hanoimoi 11:31 31/07/2019 U]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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