ベトナムが「世界の埋立地」に?―低いリサイクル率とプラ廃輸入増で

2019/09/06 04:45 JST配信

 フランスの市場調査会社イプソス(Ipsos)が発表した最新レポートによると、ベトナムでは毎年180万t超のプラスチックが生産されているが、リサイクルされるプラスチック袋の割合は27%に留まっている。

イメージ写真
イメージ写真

 調査によると、ベトナム人1人当たりのプラスチック消費量は、1990年の3.8kgから2015年に41kgへと大幅に拡大し、年間+10%のペースで増加している。プラスチック廃棄物を削減する行動を起こさなければ、2050年までに、ベトナムの海は魚よりもプラスチック廃棄物のほうが多くなってしまう可能性すらあると指摘されている。

 この他、2018年にはプラスチック廃棄物の輸入量が前年の3倍に拡大。イプソスはこの現状を深刻に捉えており、このままではベトナムが「世界の埋立地」になってしまう恐れがあると警鐘を鳴らしている。

 ベトナム政府は対策として、2021年にスーパーマーケットや従来の市場で使い捨てプラスチック袋の使用を禁止し、2025年にはこの動きを全国規模に広げることを目指している。

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 イオンベトナム(AEON Viet Nam)は、ホーチミン市タンフー区にあるイオンモール・タンフーセラドンでこ...
 東北部地方クアンニン省にある世界自然遺産ハロン湾の管理委員会はこのほど、ハロン湾で活動する観光船...
 ホーチミン市人民委員会はこのほど、2019~2021年期のプラスチックごみ削減キャンペーン計画を公布した...
 小売最大手のホーチミン市商業合作社(サイゴンコープ=Saigon Co.op)は5月から、同社が展開する全国の...

新着ニュース一覧

 シンガポール系グラブ(Grab)が発表した2025年年次報告書によると、同年の連結売上高は前年比+20.0%増...
 エネルギーシンクタンクのエンバー(Ember)が発表した最新の報告書によると、2025年におけるベトナムの...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 中東情勢の緊迫化に伴う液化石油ガス(LPG)の供給懸念が高まる中、国内で唯一、一貫した生産体制を築い...
 ハノイ市郊外のダイスエン村(旧フースエン郡)ダーチャット村落の人々は、ベトナム語の標準語とは別に、...
 ベトナムのIT最大手FPT情報通信[FPT](FPT Corporation)傘下の
 ベトナム国内の石油元売り各社は、エネルギー安全保障の強化と化石燃料の輸入依存からの脱却を目指し、...
 ベトナム政府は19日、決議第36号/NQ-CPの一部を改正・補足する決議第55号/NQ-CPを公布した。同決議は同...
 観光不動産開発を中核とする地場系コングロマリット(複合企業)サングループ(Sun Group)と、シンガポー...
 保健省医薬品管理局は17日付けで、台湾製の手足口病ワクチン「エンバックジェン(Envacgen)」の使用を承...
 ベラルーシ国営のベラヴィア航空(Belavia Belarusian Airlines)は20日、ベラルーシの首都ミンスクとカ...
 英国航空サービスリサーチ会社のスカイトラックス(Skytrax)が発表した「世界の空港トップ100(The World...
 ホーチミン市警察刑事警察部は、タンソンニャット国際空港の空港警察と連携し、市内のホテルで殺人を犯...
 独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC、東京都港区)は、ベトナム石炭鉱産グループ(Vietnam...
 23日のベトナム株式市場はほぼ全面安の展開となり、VNインデックスは3日連続で大幅に下落した。VNイン...
トップページに戻る