ハノイ:Grab運転手が傷だらけで死亡、「何かあったら警察へ」友人にメッセージ残す

2019/10/01 14:09 JST配信

 ハノイ市バックトゥーリエム区トゥイフオン街区(phuong Thuy Phuong)で9月28日夜、配車アプリ「グラブ(Grab)」の制服を身につけた男性が傷だらけで死亡しているのが発見された。同区警察は容疑者とみられる男2人の写真を公開し、情報提供を呼び掛けている。

(C) zing
(C) zing

 被害に遭ったのは、ハノイ工業職業短期大学に在学中のN・C・Sさん(18歳、北中部地方タインホア省出身)。Sさんは、人気のない空き地で客を装った強盗に襲われた。

 Sさんの友人によると、Sさんは26日午後8時半ごろ、ミーディンバスターミナルの前で客待ちをしていたところ、男2人に呼び止められた。Sさんは男2人の写真とともに「今からこの2人をコーニュエまで乗せる。僕に何かあったら警察に届け出て」という内容のメッセージを友人に送ったという。

 その後、Sさんは2人をトゥイフオン街区の空き地まで乗せたところで殺害されたとみられる。また、Sさんのバイク「ヤマハ・エキサイター(Yamaha Exciter)」と携帯電話「iPhone 7 plus」が遺体発見現場から見つかっておらず、男らに盗まれたものとみられている。

 警察は、Sさんの友人の携帯電話に送信されたタトゥーの入った男らの写真を公開し、情報提供を呼び掛けていたが、その後、容疑者をディン・バン・チュオン(19歳)とディン・バン・ザップ(24歳)の2人に断定。9月30日午後に警官300人以上を動員して、両容疑者の出身地である西北部地方イエンバイ省バンチャン郡で身柄を確保した。ザップ容疑者は過去に人身売買の罪で有罪判決を受けた前科があるという。取り調べに対し、両容疑者は当初から殺害して金銭を奪うのが目的ではなく、運賃の支払いをめぐってドライバーと口論になった末に殺害したと供述している。

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