日本政府、ベトナムに関する水際対策を強化―入国拒否対象に追加

2020/04/03 19:32 JST配信

 日本政府は1日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策本部の会合を開催し、ベトナムからの入国について新たな水際措置を取ることを決定した。

イメージ写真
イメージ写真

 この措置は4月3日午前0時から適用されている。措置の実施前に外国を出発し、実施後に日本に到着した者も対象となる。

1.入国拒否対象地域の追加

 出入国管理及び難民認定法(入管法)に基づき入国拒否を行う対象地域として、ベトナムを含む国・地域を追加で指定。14日以内にこれらの地域に滞在歴のある外国人は、特段の事情がない限り、入国拒否対象とする。

 4月2日までに再入国許可をもって出国した「永住者」、「日本人の配偶者等」、「永住者の配偶者等」または「定住者」の在留資格を有する者が同許可により入国拒否対象地域から再入国する場合は、原則として、特段の事情があるものとして入国が認められる。

 ただし、4月3日以降に出国する者については、この限りではない。「特別永住者」については入国拒否対象とはなっていない。

 なお、ベトナムが入国拒否対象地域に指定されたことで、当分の間、在ベトナム日本国大使館での査証申請は外交・公用および緊急案件を除き、受け付けない。

2.検疫の強化

 14日以内に上記の入国拒否対象地域(ベトナムを含む)に滞在歴のある入国者について、PCR検査の実施対象とする。

[2020年4月1日 在ベトナム日本国大使館 A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が世界的に拡大する中、航空各社による欠便が相次ぎ、日本に滞在し...
 茂木敏充外務大臣とファム・ビン・ミン副首相 兼 外相は、3月31日19時から約25分間にわたり日・ベトナ...
 日本政府は26日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策本部の会合を開催し、ベトナムからの入国につ...

新着ニュース一覧

 ベトナムで初となる軽量軌道交通(LRT)路線が19日、南部メコンデルタ地方アンザン省フーコック特区(島)...
 米国の調査機関World Population Review(WPR)が先般発表した
 ホーチミン市では現在、計1万8613台のタクシーが運行されており、このうち電気自動車(EV)が1万3124台で...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ある日の午後、60代と思われる男性が、壊れたデュポン(Dupont)製のライターを手に、ホーチミン市チョロ...
 レ・タイン・ロン副首相はこのほど、「2025~2035年の外国語教育強化計画および2045年までのビジョン」...
 ベトナム国家大学ホーチミン市校(ホーチミン市国家大学=VNU-HCM)の副学長を務めていたグエン・ティ・...
 ベトナム郵便通信グループ(VNPT)は18日、2026年計画実施会議の枠組みの中で、人工知能(AI)専門会社「VN...
 東南部地方ドンナイ省のロンタイン国際空港は19日、初の民間旅客便を受け入れた。同空港が受け入れた初...
 地場系コングロマリットのビングループ[VIC](Vingroup)は12月19日、ハノ
 南北高速道路は19日、北端のフウギ国境ゲート~チーラン間高速道路(約60km)および南端のカントー~カマ...
 株式会社ストライプホールディングス(岡山県岡山市)のグループ会社であるストライプベトナム(STRIPE VI...
 阪急阪神不動産株式会社(大阪府大阪市)と株式会社シーアールイー(東京都港区)は、シンガポール政府系企...
 ピックルボールのプロ選手養成を目指す「D-JOYスポーツアカデミー」が13日にホーチミン市で開校した。...
 日本全国に700店舗以上のホットヨガスタジオ「LAVA」などを運営する株式会社LAVA International(東京都...
 ホーチミン市の路線バスで車掌として働くダン・カム・トゥーさん(女性・30歳)は、クリスマスの雰囲気を...
トップページに戻る