ハノイ:ごみ処理場への進入防害、住民が解散 障害物も撤去

2020/07/21 06:30 JST配信

 ハノイ市ソックソン郡にあるナムソンごみ処理場(bai rac Nam Son)の周辺住民が、市からの立ち退き補償金の支払いが遅延していることに反発し13日から道を封鎖して抗議していた事件で、住民らは17日午後に解散した。

(C) laodong
(C) laodong

 ごみ処理場へのごみ収集車の進入を妨害するために立てた小屋や、その他障害物も撤去された。

 住民が解散した背景には、同市共産党委員会のダオ・ドゥック・トアン副書記が同日に現場に足を運んで住民との対話に臨み、対策を約束したことがある。

 住民らはこの席で、当局が提案している土地収用に伴う補償金の支払い計画案を不当として抗議した。計画案によると、住民が保有している居住用地と農業用地の評価価格が移転先での土地購入価格を大きく下回っているという。

 トアン副書記は同市人民委員会が解決策を打ち出すことができるよう、ソックソン郡人民委員会に対し、影響を受ける住民の意見を十分に聴取し同市人民委員会に報告するよう指示した。

 ナムソンごみ処理場は1999年に設立された市内最大規模のごみ処理場で、ナムソン村(xa Nam Son)、バクソン村(xa Bac Son)、ホンキ―村(xa Hong Ky)の157haに跨り、1日に同市のごみ6500t中5000tを処理している。周辺の土地約400haが立ち退き補償の対象となっており、2000世帯以上が影響を受けることになる。

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