ハノイ:中心部にごみの山、住民による処理場への進入妨害が原因

2020/07/17 04:05 JST配信

 ハノイ市ソックソン郡(huyen Soc Son)にあるナムソンごみ処理場(bai rac Nam Son)へ至る道が13日から塞がれており、歩道などを含む市内の至るところがごみで溢れかえっている。このごみ処理場は以前から激しい悪臭を放っており、地域住民の反発もあって度々問題が起きていた。

(C) tuoitre
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 今回のトラブルは、ごみ処理場の周辺に住む村民に対する立ち退き補償の支払いを市が遅延していることで、同郡ナムソン村(xa Nam Son)とホンキー村(xa Hong Ky)の村民が道を封鎖して抗議しているために発生したもの。

 村民らは現在、道路に集まり小屋を立ててパトロールを行うなどして、ごみ収集車の進入を妨害しており、そのため行き場のなくなったごみが市内の路上に溢れかえっているというわけだ。

 ナムソンごみ処理場は、市内最大規模のごみ処理場で、1日当たり約4000tのごみを処理している。同市のごみ処理を担当するハノイ都市環境社(ウレンコ=Urenco)は、市当局に対し、ほかのごみ処理場でごみを受け入れるよう要請したが、15日時点では承認待ちの段階にあり、ごみが市内の路上で悪臭を放ち続けていた。

 住民らは、「当局が数年前から住民の移転を約束しているにもかかわらず、土地収用に伴う十分な補償金を支払わない」として当局の対応を強く非難している。

 ナムソンごみ処理場周辺の住民はこれまでにも同様の理由で幾度となく処理場への進入を妨害して抗議活動をしていた。

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